終息の延期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 03:19 UTC 版)
「2015年韓国におけるMERSの流行」の記事における「終息の延期」の解説
10月12日、保健福祉省が、MERS患者のうち最後に陰性判定を受けた35歳の男性が、再び発熱して陽性判定を受け、再入院したと発表した。但し、患者の体内に残っていた死んだウイルスを検出した可能性があり「再発や再感染とはいえない」と専門家は述べている。この男性と接触した家族や医療関係者など61人も隔離措置が取られた。これにより10月29日にWHOから発表される予定であった終息宣言が延期となった。 11月25日、悪性リンパ腫を患っていた前述の35歳男性が死亡し、これにより韓国国内で陽性反応を示す患者がいなくなった。韓国政府は12月23日頃に終息宣言を出す見通しとなった。
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