終息宣言
別名:収束宣言
感染症などの流行が収まり、被害拡大の懸念がひとまずなくなったと判断された場合に出される宣言。最近ではインフルエンザ、口蹄疫、ノロウイルス感染症、エボラ出血熱、などに関する終息宣言が出された際にニュース等でも報じられた。
終息宣言が出される基準は場合によっても異なるが、例えば感染症の最大潜伏期間を十分に経過しても新たな感染例が出なかった場合などは、流行が終息したと判断する目安となり得る。
終息宣言は、また「収束宣言」の文字遣いによって表記される場合もある。「終息」は終わること(集結)を意味する語であり、「収束」は収まりがつくこと・騒ぎが落ち着くこと(収拾)を意味する。感染症の話題では通常「終息宣言」の語が用いられるが、原発事故対応の問題などでは「収束宣言」の文が用いられる場合が多い。
終息宣言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 03:19 UTC 版)
「2015年韓国におけるMERSの流行」の記事における「終息宣言」の解説
2015年12月23日、韓国政府は、ウイルス患者がいなくなってから28日間経過すれば終息とみなすというWHOの基準に基づき、MERSコロナウイルスについて24日0時をもって終息宣言を発表した。 2016年、一連の経過がLancet誌に報告された。
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