口蹄疫とは?

こうてい えき [3]口蹄

ウシ・ブタ・ヒツジなどの偶蹄類感染するウイルス性の家畜法定伝染病発熱流涎ゆうぜんとともに多数水疱すいほう)が生じる。

口蹄疫(こうていえき)

家畜感染するウイルス性の伝染病

牛や豚、羊などの家畜ウイルスによって感染する急性伝染病だ。口や蹄(ひづめ)などに水泡ができるのでこのように呼ばれている。その他、発熱歩行困難といった症状現れることがある

この病気は、ウイルスによる空気感染が心配されることから、感染した家畜廃棄処分するしかない。口蹄疫は、畜産業大きな打撃与えるので、世界中で最も恐れられていう。

2001年2月イギリスで口蹄疫の感染確認されて以来EU諸国中心に世界的流行兆し見え始めた。国連食糧農業機関 (FAO) は、2001年3月21日からローマ対策会議を開いた。

日本でも2000年北海道宮崎市口蹄疫ウイルス感染確認された。このとき、国内で口蹄疫が発生するのは1908年以来92年ぶりのことだった。その後清浄国への復帰を果たしたが、今回大量発生対す予防求められている。

(2001.03.20更新


口蹄疫


口蹄疫は、ウイルス原因で起こる牛、豚、羊、山羊などの急性の伝染病 です。人に感染することはなく、仮に感染した動物の乳肉を摂取しても人の健康に影響はありませんが、伝染力が強く畜産業与え影響大きいことから、関係者大きな関心をもたなければならない家畜伝染病のひとつとされています。
一般的には、感染すると発熱元気消失多量流涎(よだれ)がみられるとともに、舌などの口の中、蹄の付け根乳頭胞を形成し、食欲不振や足をひきずるなどの症状示します。
しかしながら、口蹄疫のウイルスの性質多様で、家畜種類品種により症状伝染力が異なケースあります

口蹄疫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/30 10:09 UTC 版)

口蹄疫(こうていえき、学名 Aphtae epizooticae英語: foot-and-mouth disease、通称FMD)とは、家畜伝染病のひとつ。鯨偶蹄目水牛山羊鹿カモシカ、などが偶数に割れている動物)およびハリネズミゾウなどが感染する口蹄疫ウイルスによる感染症。




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