仮性皮疽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/19 05:28 UTC 版)
仮性皮疽(かせいひそ、英:pseudofarcy)とはヒストプラズマ属に属するHistoplasma capsulatum var. farciminosum 感染を原因とする真菌症。ウマ科、ラクダ科に感染する。日本では家畜伝染病予防法において届出伝染病に指定されており、対象動物はウマ。ハエ、アブ、節足動物による媒介が示唆されている。ウマにおける症状は頚部や四肢の念珠状膿瘍を特徴で、伝染性リンパ管炎が認められる。悪化すると肺炎や結膜炎の症状がみられる場合もある。ワクチン等はなく、治療法は患部の切開と消毒が主。
関連項目
参考文献
- 清水悠紀臣ほか 『動物の感染症』 近代出版 2002年 ISBN 4874020747
- 動衛研:家畜の監視伝染病 届出伝染病-32 仮性皮疽(pseudofarcy in horses) 農業・食品産業技術総合研究機構
「仮性皮疽」の例文・使い方・用例・文例
- 仮性皮疽という,馬の病気
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