時重初熊 ときしげ はつくま
山口生まれ。獣医学者。明治18年(1885)駒場農学校を卒業。同校の助教授をへて教授となる。30年(1897)に「仮性皮疽病の研究」を発表し、東北地方に広がりつつあった馬の病原体の発見とその予防・治療法を明らかにした。31年(1898)にドイツに留学、帰国後獣医学博士の学位を受け、東京帝国大学教授と農商務省獣疫調査所長を兼任。日本の獣医学界に大きな業績を残した。
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時重初熊
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時重 初熊(ときしげ はつくま、安政6年11月28日(1859年12月21日) - 大正2年(1913年)4月19日)は、日本の獣医学者。
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- ^ 『官報』第4989号「叙任及辞令」1900年2月21日。
- ^ 『官報』第6256号「叙任及辞令」1904年5月11日。
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