接合菌症とは? わかりやすく解説

せつごうきん‐しょう〔セツガフキンシヤウ〕【接合菌症】

読み方:せつごうきんしょう

ケカビクモノスカビなど接合菌類ケカビ目ムーコル目)に属す真菌引き起こす感染症総称重度免疫不全を伴う人に日和見感染する深在性真菌症一つ。主に空気を介して感染し副鼻腔・肺・消化管などに壊死性病変をつくる。短期間致死的な転帰をたどることが多い。ムーコル症藻菌症接合菌感染症


接合菌症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/21 13:44 UTC 版)

ムーコル菌症[11]: Mucormycosis)は、重度の真菌感染症であり、一般的には免疫力が低い人にみられる[1]。かつては接合菌症と呼ばれていた[12][13]。症状は感染した体の部位によって異なる[14][15]。最も一般的に感染する部位は副鼻腔であり、これにより鼻水、顔面の片側の腫れと痛み、頭痛発熱組織壊死がみられる[4][5]。その他の感染部位、胃や腸皮膚があげられる[5]




「接合菌症」の続きの解説一覧

接合菌症(ムコール症)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:57 UTC 版)

抗真菌薬」の記事における「接合菌症(ムコール症)」の解説

詳細は「接合菌症」を参照 鼻脳型(高熱、黒い鼻汁眼球運動障害顔面壊死意識障害など)、肺型(高熱血痰咳嗽など)、皮膚型紅斑潰瘍蜂巣炎)、消化器型(腹痛血便穿孔性潰瘍)といった病型知られている。極めて急速な進行をするため、可能ならば迅速な病変切除アムホテリシンB製剤大量投与を行う。切除不能例では予後不良である。ボリコナゾール(VRCZ)投与時のブレイクスルー真菌症として注意が必要である。β-Dグルカン上昇しない。

※この「接合菌症(ムコール症)」の解説は、「抗真菌薬」の解説の一部です。
「接合菌症(ムコール症)」を含む「抗真菌薬」の記事については、「抗真菌薬」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「接合菌症」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「接合菌症」の関連用語

1
藻菌症 デジタル大辞泉
100% |||||

2
ムーコル症 デジタル大辞泉
100% |||||


4
深在性真菌症 デジタル大辞泉
94% |||||



7
12% |||||



接合菌症のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



接合菌症のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの接合菌症 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの抗真菌薬 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS