日和見感染とは? わかりやすく解説

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ひよりみ‐かんせん【日和見感染】

読み方:ひよりみかんせん

抵抗力弱まったため、普通は病原性示さないによる感染が起こること。


日和見感染

英訳・(英)同義/類義語:opportunistic infection

通常病原性持たない常在菌が、免疫能力が弱るなどが原因感染する現象
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現象や動作行為に関連する概念:  放卵  放射性崩壊  日周期活動  日和見感染  明順応  春化  暗呼吸

日和見感染


日和見感染(ひよりみかんせん)


日和見感染

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/01 02:18 UTC 版)

日和見感染(ひよりみかんせん、英語: opportunistic infection)は、健康動物では感染症を起こさない病原体(弱毒微生物・非病原微生物・平素無害菌などと呼ばれる)が原因で、発症する感染症である。

概説

後天性免疫不全症候群(AIDS)などに代表されるように免疫力低下を招く疾患に罹患している、臓器移植免疫抑制剤を使用中である、あるいは加齢に伴う体力減衰等の要因によって動物の免疫機能が低下すると、通常であればその免疫機能によって増殖が抑えられている病原性の低い常在細菌が増殖し、その結果として病気を引き起こすことがある。

すなわち日和見感染とは、宿主と病原体との間で保たれていたバランスが宿主側の抵抗力低下により崩れ、宿主の発病につながるものである。日和見感染を起こす病原体の中には薬剤耐性を獲得しているものも含まれており、いったん発病した場合にその治療に有効な薬剤が限定されることから、医学上の大きな問題になっている。

なお、免疫機能の低下により易感染性になった人のことを、易感染宿主コンプロマイズド・ホスト: compromised host)という。

ヒトの主な日和見感染症

外部リンク


日和見感染

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/12 12:13 UTC 版)

感染」の記事における「日和見感染」の解説

健常人では保菌定着し起こさない非病原性あるいは弱毒性病原体が、宿主免疫低下に応じて感染生じるもの。

※この「日和見感染」の解説は、「感染」の解説の一部です。
「日和見感染」を含む「感染」の記事については、「感染」の概要を参照ください。

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