輸入感染症とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > ヘルスケア > 感染症 > 感染症 > 輸入感染症の意味・解説 

ゆにゅう‐かんせんしょう〔ユニフカンセンシヤウ〕【輸入感染症】

読み方:ゆにゅうかんせんしょう

国内には常在せず、海外から細菌持ち込まれ発生する感染症コレラ赤痢(せきり)・マラリア・ウイルス性肝炎など。輸入伝染病


輸入感染症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 14:27 UTC 版)

輸入感染症(ゆにゅうかんせんしょう)とは、日本国内に常在せず(既に撲滅されたと考えられる場合を含む)、日本国外からウイルス細菌原虫菌類などの病原体が持ち込まれて、帰国後に発症する感染症の総称である。海外旅行から日本国内に帰国した後に発症するケースが多いことから、旅行者感染症(りょこうしゃかんせんしょう)とも呼ばれる。


注釈

  1. ^ a b c d e 感染症法における三類感染症である。
  2. ^ 近年では国内感染が激減し、逆に輸入例が増加している
  3. ^ a b c d e f g 検疫法で検疫感染症に指定されている。
  4. ^ 2014年には代々木公園を中心に日本国内で大流行した。
  5. ^ 2005年に米国から帰国した日本人男性の発症例が報告されている。
  6. ^ 1970年にネパールへの旅行者が、2005年にはフィリピンへの旅行者2人が、帰国後に発病し死亡している。
  7. ^ a b c d e f g 感染症法における一類感染症であり、かつ、検疫法における検疫感染症である。
  8. ^ 1987年にシエラレオネからの帰国者が発症している。
  9. ^ 沖縄県では散発的な流行がみられる。
  10. ^ 国内感染は激減したが、輸入症例が増加している。
  11. ^ a b c d e f 感染症法における二類感染症である。
  12. ^ a b c d e f 米国CDCが作成した生物兵器として利用されるリスクの高い病原体のリストにおいて、最も優先度、危険度の高いカテゴリーAに分類された病原体である。
  13. ^ エボラ出血熱に特徴的な症状はなく、発熱下痢などの症状はマラリアインフルエンザなどでもみられるため、鑑別が必要である。また、出血熱の病名の由来である出血傾向はすべての患者にみられるわけではない。

出典

  1. ^ 黄熱のリスクアセスメント 2018年2月7日 国立感染症研究所


「輸入感染症」の続きの解説一覧

輸入感染症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 03:11 UTC 版)

感染症」の記事における「輸入感染症」の解説

旅行者輸入食品を介して病原体海外から持ち込まれ国内では稀な感染症生じるもの。

※この「輸入感染症」の解説は、「感染症」の解説の一部です。
「輸入感染症」を含む「感染症」の記事については、「感染症」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「輸入感染症」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



輸入感染症と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「輸入感染症」の関連用語

輸入感染症のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



輸入感染症のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの輸入感染症 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの感染症 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS