ちょうかん‐かんせんしょう〔チヤウクワンカンセンシヤウ〕【腸管感染症】
腸管感染症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/12 02:03 UTC 版)
細菌性胃腸炎(サルモネラ、カンピロバクター、腸炎ビブリオなど)細菌性赤痢(赤痢菌による出血性大腸炎) - 疾患の名称は「赤い下痢」に由来する。血便が出るのは赤痢菌が産出するベロ毒素(志賀毒素)が大腸の血管壁を破壊するため。 腸チフス・パラチフス 腸管出血性大腸菌O157感染症(出血性大腸炎) - 典型的な症例では「糞便成分がほとんどなく、血液のみ」というような状態になる。腸管出血性大腸菌は赤痢菌と同様にベロ毒素を産出する。 腸結核(結核菌による腸の炎症) 偽膜性大腸炎(クロストリジウム・ディフィシル腸炎) アメーバ赤痢 - 臨床医学の教科書ではしばしば「イチゴゼリー状の粘血便」と形容される。
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