が‐ほう〔‐ハウ〕【芽胞】
胞子
芽胞(がほう)
芽胞 [Spore]
芽胞
芽胞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/27 00:52 UTC 版)
詳細は「芽胞」を参照 細菌のストレス適応として最も知られているものは、おそらく芽胞の形成である。これは細菌が生き残るための構造で、様々な異なる種類の化学的、環境的ストレスに高い耐性を持ち、通常の栄養型では致死的な環境でも生き残ることができる。芽胞の形成により、細菌は数億年も生きることができるという説もあるが、これらの論文には疑問が呈されている。芽胞の形成は、バシラス属やクロストリジウム属等のグラム陽性菌の一部の属に限られている。生殖胞子とは、1つの細胞からは1つの胞子だけが作られ、芽胞の発芽によって正味の細胞の数が増えないという点で異なる。細胞内での芽胞の配置は種に特異的で、細菌の種類を同定するのに用いることができる。ジピコリン酸は細菌の胞子に乾質量の5-15%含まれ、芽胞の耐熱性に寄与していると考えられている。
※この「芽胞」の解説は、「細菌の細胞構造」の解説の一部です。
「芽胞」を含む「細菌の細胞構造」の記事については、「細菌の細胞構造」の概要を参照ください。
「芽胞」の例文・使い方・用例・文例
- >> 「芽胞」を含む用語の索引
- 芽胞のページへのリンク