次亜塩素酸ナトリウム
次亜塩素酸ナトリウム
次亜塩素酸ナトリウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/22 10:08 UTC 版)
次亜塩素酸ナトリウム(じあえんそさんナトリウム、英: sodium hypochlorite)は次亜塩素酸のナトリウム塩である。化学式は NaClO で、次亜塩素酸ソーダとも呼ばれる。希釈された水溶液はアンチホルミンとも呼ばれる。水溶液は塩基性を示す。
- ^ 経済産業省生産動態統計年報 化学工業統計編 平成26年 28頁
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- ^ 独立行政法人国民生活センター 首から下げるタイプの除菌用品の安全性
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- ^ 次亜塩素酸ナトリウム (水溶液) 職場のあんぜんサイト 厚生労働省
- ^ 川井田政弘, 福田宏之, 加納滋 ほか, 「アルカリ性殺菌消毒薬の吸入後に生じた喉頭肉芽腫の1例」『日本気管食道科学会会報』 38巻 3号 1987年 p.309-313, doi:10.2468/jbes.38.309。
- ^ 日高利夫、桐ヶ谷忠司、上條昌彌 ほか、「次亜塩素酸ナトリウム処理野菜における残留塩素の消失とクロロホルムの生成」『食品衛生学雑誌』 33巻 3号 1992年 p.267-273_1, doi:10.3358/shokueishi.33.267
- ^ a b c 次亜塩素酸水 P.8 厚生労働省
- ^ クロロホルムに係る健康リスク評価について(案) P.42 環境省
- 1 次亜塩素酸ナトリウムとは
- 2 次亜塩素酸ナトリウムの概要
- 3 利用
- 4 安全性
- 5 関連文献
次亜塩素酸ナトリウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 17:45 UTC 版)
次亜塩素酸を含む消毒薬(次亜塩素酸ナトリウム液)については、厚生労働省によって「次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧については、吸引すると有害であり、効果が不確実であることから行わないこと」とされている。また、厚生労働省は「感染予防に役立つ見込みがなく、濃度など条件次第では有害になりうるので使用はやめてほしい」と求めている。消費者庁と国民生活センターが運営している「事故情報データバンクシステム」には、次亜塩素酸ナトリウム噴霧液によるものと見られる健康被害に関する報告が寄せられている。 Twitterなどでは次亜塩素酸と次亜塩素酸ナトリウムを混同する書き込みが見られ、「次亜塩素酸水は次亜塩素酸ナトリウムを水で薄めたものだと思っていた」といった誤解も見られる。次亜塩素酸ナトリウムを含む漂白剤の製造メーカーにも「加湿器に使用できるか?」といった問い合わせが寄せられているという。メーカーは「たとえ水で薄めたとしてもアルカリ性が強い」としており、「加湿器などで霧状に噴霧された希釈液を吸い込むと、せき込んだり、呼吸器に異常をきたしたり、目に入ると失明のおそれもあります。また、機器の動作不良や故障の原因になる場合もあります」と述べ、注意喚起している。
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次亜塩素酸ナトリウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 00:52 UTC 版)
1950年に認可を受け、食品用としては有効塩素量2~6%のものが市販されている。漂白剤としても使用されるが、黒ゴマを漂白して白ゴマとして販売されるおそれがあるため、ゴマへの使用は禁止されている。使用時に発がん物質のクロロホルムが生成されることが問題視されている。
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「次亜塩素酸ナトリウム」の例文・使い方・用例・文例
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