リン酸二水素ナトリウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/27 02:46 UTC 版)
リン酸二水素ナトリウム(英語:Sodium dihydrogen phosphate)は、リン酸一ナトリウム(英語:Monosodium phosphate (MSP)、あるいは無水一塩基リン酸ナトリウム(英語:anhydrous monobasic sodium phosphate)とも呼ばれる無機化合物である。ナトリウムイオン(Na+)とリン酸水素イオン(H2PO−
4)から成り、化学式はNaH2PO4で表される。ナトリウムのリン酸塩の1つで、産業用に用いられることも多い。固体状態では、無水物および1水和物、2水和物が知られている[1]。
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- ^ a b Klaus Schrödter, Gerhard Bettermann, Thomas Staffel, Friedrich Wahl, Thomas Klein, Thomas Hofmann "Phosphoric Acid and Phosphates" ウルマンの産業化学百科事典 2008年 ウィリー-VCH ヴァインハイム. doi:10.1002/14356007.a19_465.pub3
- ^ Salaun, F.: "Influence of mineral environment on the buffering capacity of casein micelles", "Milchwissenschaft", 62(1):3
- ^ 横張英子、岡崎昌利、千堂年昭、薬物相互作用 (13―下剤の薬物相互作用) 岡山医学会雑誌 120 巻 (2008) 2 号 p. 223-226, doi:10.4044/joma.120.223
- ^ 秋葉隆、田村禎一、鎌田貢壽 ほか、【原著】腎不全患者を対象としたOPF-102の臨床試験(第III相) 日本透析医学会雑誌 44 巻 (2011) 6 号 p. 567-575, doi:10.4009/jsdt.44.567
- 1 リン酸二水素ナトリウムとは
- 2 リン酸二水素ナトリウムの概要
- 3 脚注
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