アルゴンフッ素水素化物とは? わかりやすく解説

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アルゴンフッ素水素化物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 18:57 UTC 版)

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アルゴンフッ素水素化物
IUPAC名
別名 Argon fluoride hydride
組成式 HArF
式量 59.954 g/mol
形状 不明
CAS登録番号 [163731-16-6]
密度 不明 g/cm3,
水への溶解度 不明 g/100 mL ( °C)
融点 (分解) −256 °C

アルゴンフッ素水素化物(アルゴンフッそすいそかぶつ、argon fluorohydride)とは知られている唯一のアルゴン(Ar)化合物(2006年現在)である。低温マトリックス中で生成される。

2000年8月24日、フィンランドの科学者 Markku Räsänen によりネイチャー誌上で合成法とその赤外スペクトルが報告された[1]。 分子式は HArF。

合成法

アルゴンフッ化水素の混合気体を、低温(およそ −265.5 ℃、7.5 K)まで冷却したヨウ化セシウムの基盤上に吹き付け固化させた後、127-160 nm の紫外線を照射してフッ化水素を光解離させ、その後わずかに温度を上げながら(およそ −255 ℃、18 K)アルゴンと反応させる。

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