甲殻類の感染症 [Infectious diseases of the Crustacea]
甲殻類の細菌病には上記のほかにエビ・カニ類の甲羅が冒される殻病、鰓(えら)着生菌症などがある。真菌病の原因菌としてはエビやガザミ類のラゲニジウム症とハロクラスチダ症、クルマエビのフサリウム症、ヨーロッパ・ザリガニのアファノミセス症がある。また、欧米ではエビ・カニ類の寄生原虫として、肉質鞭毛虫類のヘマトジニウム、パラモェーバ、鞭毛虫類のパラノフィスなどが知られている。
ウイルス病としては上記のようなクルマエビの中腸腺壊死(えし)症と急性ウイルス血症がよく研究されている。
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