寄生とは? わかりやすく解説

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き‐せい【寄生】

読み方:きせい

[名](スル)

ある生物が他の生物体表付着または体内侵入し、そこから栄養をとって生活すること。付着または侵入されて害を受けるほうを宿主(しゅくしゅ)という。「回虫人体に—する」

他の働きなどに頼り生きていくこと。「芸能界に—する」


ほや【寄生】

読み方:ほや

ヤドリギ古名

伏し柴宿れる—のおのれのみときはかきはに物をこそ思へ」〈散木集・九


ほよ【寄生】

読み方:ほよ

ヤドリギ古名

あしひきの山の木末(こぬれ)の—取りてかざしつらくは千年(ちとせ)寿(ほ)くとそ」〈四一三六


寄生

読み方:キセイ(kisei)

異種生物一緒に生活して一方利益を受け、他方が害を受けている生活形態


寄生

読み方:ホヤhoya), ホヨ(hoyo), ヤドリギ(yadorigi), ホイhoi

宿木古名


寄生

英訳・(英)同義/類義語:parasitism

ある生物が他の生物体内棲息もしくは体外付着し一方的に栄養源を得ながら生育増殖すること。
「生物学用語辞典」の他の用語
現象や動作行為に関連する概念:  完了行動  完全変態  実験  寄生  寛容原  対向輸送体  対立形質

寄生

読み方:ヤドリギ(yadorigi), ホイhoi), ホヤhoya), ホヨ(hoyo)

ヤドリギ科常緑寄生低木薬用植物

学名 Viscum album var.coloratum


寄生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/07 04:01 UTC 版)

寄生(きせい、英語: parasitism)とは、共生の一種であり、ある生物が他の生物から栄養やサービスを持続的かつ一方的に収奪する場合を指す言葉である。収奪される側は宿主または寄主と呼ばれる。





(4)寄生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 04:11 UTC 版)

ハエ」の記事における「(4)寄生」の解説

こうした2通り病原体の媒介以外に衛生学上、医学上重要なハエによる害として、蠅蛆症(ようそしょう)あるいはハエ症と呼ぶものがある。これはクロバエ科ニクバエ科といった肉食性ハエ幼虫人体寄生を引き起こす疾患である。これは、死肉糞便でも発生する種類ハエによる偶発性蠅蛆症と、脊椎動物専門寄生性のハエによる真性蠅蛆症二つ分けられる

※この「(4)寄生」の解説は、「ハエ」の解説の一部です。
「(4)寄生」を含む「ハエ」の記事については、「ハエ」の概要を参照ください。


寄生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 04:19 UTC 版)

ヨコエビ」の記事における「寄生」の解説

鉤頭動物門一種Polymorphus minutus (Zeder, 1800)は、淡水性のGammarus roeseli,Dikerogammarus villosusいずれもヨコエビ科)を操作して水面近くまで遊泳させ、次の宿主発見されやすくする(Médoc, Bollache & Beisel 2006)。鉤頭動物の寄生は海産ヨコエビにおいてもよく知られている。 貝形虫仲間Acetabulastomaには、ヨコエビ類に寄生するものが報告されている(Hart 2013)。 微胞子虫一種Fibrillanosema crangonycisは、Crangonyx pseudogracilis(マミズヨコエビ科)に寄生する(Johanna et al. 2004)。 線形動物門一種Trophomera marionensisは、カイコウオオソコエビ近縁深海性ヨコエビHirondellea dubiaに寄生する(Leduc & Wilson 2016)。 グレガリナ仲間Rotundula gammari,Heliospora longissimaが、Gammarus fasciatus(ヨコエビ科)に寄生する(Grunberg 2017)。胞子虫の寄生は陸生ヨコエビにおいても報告されている。 バイカル湖には、大型ヨコエビ類の覆卵内に寄生するヨコエビ類が知られている(Karaman 1976)。

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寄生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/24 03:17 UTC 版)

ヒメヤドリエビ亜綱」の記事における「寄生」の解説

ヒメヤドリエビは小型甲殻類寄生して栄養を得る外部寄生者である。甲殻類なかでも宿主になるのは顎脚類カイアシ類貝虫類)とフクロエビ(英語版)(タナイス類、ミズムシ類(英語版)、ヨコエビ類、クーマ類など)に限られる寄生性のカイアシ類に寄生(超寄生)するものもいる。少なくとも一部の種は複数種の宿主寄生することが確認されており、宿主特異性は弱いと推測されている。1個体宿主多数のヒメヤドリエビが寄生することもあり、64個体のタンツルス幼生寄生されヨコエビ報告されている。 ヒメヤドリエビは体表付着して寄生するため、宿主脱皮すると寄生を続けられない考えられる。そのため、とくに頻繁に脱皮するカイアシ類寄生するものは、何らかのメカニズム宿主脱皮抑制していると予想されている。

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寄生

出典:『Wiktionary』 (2021/06/13 08:22 UTC 版)

名詞

きせい

  1. 生態学生物が他の生物から養分受け取り生活すること。
  2. 他人依存して生活すること。

発音(?)

き↗せー

関連語

翻訳

動詞

活用

サ行変格活用
寄生-する

翻訳


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