ダニとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 生物 > 害虫 > ダニ > ダニの意味・解説 

だ‐に

連語断定の助動詞「だ」+接続助詞「に」》

終助詞的に用いて)軽い感動の意を添える。…だからなあ。…なのになあ。

「恰(ちょう)ど仕立物に掛ったとこ—」〈逍遥内地雑居未来之夢〉

逆接的な接続を表す。…なのに。

「あれは夏あるくもん—霜枯には珍らしいの」〈滑・浮世床・初〉

順接的な接続を表す。…だから。

久しぶり—、ちょっと参らうかと思ひやす」〈洒・辰巳之園


だに

[副助]名詞活用語連体形連用形副詞助詞に付く。

仮定意志願望命令などの表現を下に伴って取り上げた事柄最小限であることを強く示す。せめて…だけでも。

「ここに心にもあらでかくまかるに、昇らむを—見送り給へ」〈竹取〉

軽い事柄をあげて他のより重い事柄のあることを類推させる意を表す。…さえも。…でさえ。…だって。

消息(せうそこ)を—言ふべくもあらぬ女のあたり(=身辺)を思ひける」〈伊勢七三

[補説] 上代では1が主で、2は「すら」の領域であったが、平安時代には多く打消し表現呼応する形で「すら」の領域をも兼ねようになったまた、平安時代の末ごろからは添加の意の「さへ」に近い用法も現れ室町時代には2の用法は「さへ」が代用するようになった


だに【壁蝨/×蜱/×蟎】

読み方:だに

古くは「たに」とも》

ダニ目節足動物総称。体は頭・胸・腹区別がない楕円形で、ふつう歩脚は四対。種類多く人畜について血を吸うイエダニ・ツツガムシなどのほか、食料品につくコナダニ・ホコリダニ、農作物加害するハダニなど有害なものが知られるが、無害な種類のほうがはるかに多い。

自分では働かず、ゆすり・たかりで暮らす嫌われ者。「街の—」

[補説] 「蟎」は国字


だ‐に【駄荷】

読み方:だに

馬に負わせた荷物

「—のつづらを幸と」〈浄・伊賀越


壁蝨

読み方:ダニ(dani

丸い、ごく小型


ダニ

英訳・(英)同義/類義語:mite

生物の分類で、節足動物門ダニ目属す動物総称土壌中や動植物への寄生種など極めて種類多く疾患媒介したりアレルギー原因になるなど、人間の生活にもさまざまな関わりを持つ。

壁蝨

読み方:ダニ(dani

蛛形類ダニ目属す節足動物総称


駄荷

読み方:ダニ(dani

駄馬の運ぶ荷物


ダニ

小児ぜん息8090%はダニ(チリダニ)が原因といわれている。小児ぜん息増えてきた背景には、家屋構造気密化、生活様式洋風化によるダニの増殖関与するともいわれている。→チリダニ参照

ダニ

室内塵は、通年アレルギー疾患原因アレルゲンとしてはもっとも多いが、その中で主役ヒョウヒダニヤケヒョウヒダニ、コナヒョウヒダニ)である。体長は0.3~0.8ミリ寝具、畳、カーペットソファーなどにしている。ダニは25湿度75%で最も良く生育するので6~8月ごろに繁殖し秋になり死ダニが増加する。ダニのアレルゲンは、排泄物と体成分にあり、室内環境から除去することが症状軽減につながる。室内塵グラム中のダニ数を500以下に維持すれば発作予防でき、100以下なら感作もされない

読み方:ダニ(dani

ダニ目属す陸生動物総称


壁蝨

読み方:ダニ(dani

ダニ目属す陸生動物総称


ダニ

名前 Dani; Dhani

読み方:ダニ(dani

ダニ目節足動物。人や動物についてその血を吸ったりする

季節

分類 動物


壁蝨

読み方:ダニ(dani

ダニ目節足動物。人や動物についてその血を吸ったりする

季節

分類 動物


読み方:ダニ(dani

ダニ目節足動物。人や動物についてその血を吸ったりする

季節

分類 動物


ダニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/30 22:54 UTC 版)

ダニ(ダニ類、壁蝨、蜱、蟎、螕、acarid学名Acari)は、鋏角亜門クモガタ綱に属する節足動物分類群分類学上はダニ亜綱もしくはダニとされる。小型の動物で、体長1mm以下のものも多い。


  1. ^ Zhang (2013)
  2. ^ 島野・高久 (2016)
  3. ^ a b Sharma, Prashant P.; Kaluziak, Stefan T.; Pérez-Porro, Alicia R.; González, Vanessa L.; Hormiga, Gustavo; Wheeler, Ward C.; Giribet, Gonzalo (2014-11-01). “Phylogenomic Interrogation of Arachnida Reveals Systemic Conflicts in Phylogenetic Signal” (英語). Molecular Biology and Evolution 31 (11): 2963–2984. doi:10.1093/molbev/msu235. ISSN 0737-4038. https://academic.oup.com/mbe/article/31/11/2963/2925668. 
  4. ^ a b Lozano-Fernandez, Jesus; Tanner, Alastair R.; Giacomelli, Mattia; Carton, Robert; Vinther, Jakob; Edgecombe, Gregory D.; Pisani, Davide (2019-05-24). “Increasing species sampling in chelicerate genomic-scale datasets provides support for monophyly of Acari and Arachnida” (英語). Nature Communications 10 (1): 1–8. doi:10.1038/s41467-019-10244-7. ISSN 2041-1723. https://www.nature.com/articles/s41467-019-10244-7. 
  5. ^ 青木(1968)p.14
  6. ^ 尚学図書編、『日本方言大辞典』、小学館、1989年
  7. ^ 『広辞苑』五版
  8. ^ a b c d Dunlop, Jason A.; Lamsdell, James C. (2017-05-01). “Segmentation and tagmosis in Chelicerata” (英語). Arthropod Structure & Development 46 (3): 395–418. doi:10.1016/j.asd.2016.05.002. ISSN 1467-8039. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1467803916300731. 
  9. ^ 以下、主として内田監修 (1966), p142-149、および石川編 (2008), p.140-142
  10. ^ a b Chetverikov, Philipp; Craemer, Charnie; Bolton, Samuel (2017-12-01). “Exoskeletal transformations in Eriophyoidea: new pseudotagmic taxon Pseudotagmus africanus n. g. & n. sp. from South Africa and remarks on pseudotagmosis in eriophyoid mites”. Systematic and Applied Acarology 22 (12): 2093. doi:10.11158/saa.22.12.6. ISSN 1362-1971. https://biotaxa.org/saa/article/view/saa.22.12.6. 
  11. ^ Bochkov, Andre (2009). A review of mites of the Parvorder Eleutherengona (Acariformes: Prostigmata ) — permanent parasites of mammals. Acarina, KMK Scientific Press. ISBN 978-5-87317-612-0. https://www.researchgate.net/publication/258372256 
  12. ^ Barnett, Austen A.; Thomas, Richard H. (2013-08-30). “Posterior Hox gene reduction in an arthropod: Ultrabithorax and Abdominal-B are expressed in a single segment in the mite Archegozetes longisetosus”. EvoDevo 4 (1): 23. doi:10.1186/2041-9139-4-23. ISSN 2041-9139. PMC 3766265. PMID 23991696. https://doi.org/10.1186/2041-9139-4-23. 
  13. ^ a b Bolton, Samuel J. (2022-02-25). “Proteonematalycus wagneri Kethley reveals where the opisthosoma begins in acariform mites” (英語). PLOS ONE 17 (2): e0264358. doi:10.1371/journal.pone.0264358. ISSN 1932-6203. PMC 8880937. PMID 35213630. https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0264358. 
  14. ^ Cheliceral segmentation”. idtools.org. 2022年11月11日閲覧。
  15. ^ Miether, Sebastian T.; Dunlop, Jason A. (2016-07). “Lateral eye evolution in the arachnids”. Arachnology 17 (2): 103–119. doi:10.13156/arac.2006.17.2.103. ISSN 2050-9928. https://bioone.org/journals/arachnology/volume-17/issue-2/arac.2006.17.2.103/Lateral-eye-evolution-in-the-arachnids/10.13156/arac.2006.17.2.103.full. 
  16. ^ スティーヴン・ジェイ・グールド『パンダの親指 上―進化論再考』(早川書房、1996年)pp.105-107. ISBN 978-4-150-50206-5
  17. ^ 島野 (2015)
  18. ^ Drew, WL (1994), “Rickettsia, Coxiella, Erlichia, and Rochalimaea”, in Ryan, KJ et al, Sherris Medical Microbiology, Stamford: Appleton & Lange, pp. 431-438, ISBN 0838585418 
  19. ^ Plorde, JJ (1994), “Spirochetes”, in Ryan, KJ et al, Sherris Medical Microbiology, Stamford: Appleton & Lange, pp. 385-400, ISBN 0838585418 
  20. ^ 日本にもいる! 中国「殺人ダニ」衝撃度…33人死亡 ZAKZAK 2010.10.02
  21. ^ a b 智之, 島野「ダニ類の高次分類体系の改訂について-高次分類群の一部の和名改称を含む-」『日本ダニ学会誌』第27巻第2号、2018年、51–68頁、doi:10.2300/acari.27.51 
  22. ^ a b 島野智之「ダニ類の高次分類群とその和名」『Edaphologia』第109巻、日本土壌動物学会、2021年、34-35頁。



ダニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 14:54 UTC 版)

GIANT KILLING」の記事における「ダニ」の解説

背番号11外国人選手

※この「ダニ」の解説は、「GIANT KILLING」の解説の一部です。
「ダニ」を含む「GIANT KILLING」の記事については、「GIANT KILLING」の概要を参照ください。


ダニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 07:37 UTC 版)

BASTARD!! -暗黒の破壊神-」の記事における「ダニ」の解説

エルフ皇女本名は「ア'モット・アールヴ=フィランジ・クレイド子爵・ダニ」。クラス召喚士レベル1500年齢200程度エルフ族の代表として汎人類連合訪れる。虚神後述する天使軍勢駆逐された多神教の神々)を召喚する能力により、魔神暗黒体すら滅ぼす力を持つ。名前の由来クレイドル・オブ・フィルスボーカルダニ・フィルスから[要出典]。

※この「ダニ」の解説は、「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」の解説の一部です。
「ダニ」を含む「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」の記事については、「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」の概要を参照ください。


ダニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 07:08 UTC 版)

吸血動物」の記事における「ダニ」の解説

マダニ類は広くほ乳類は虫類鳥類攻撃一度噛み付く離れないいわゆる吸血ダニは人間動物取り付いて血を吸うだけではなく細菌・ウイルス原虫などの病原微生物動物の体に注入して重篤感染症引き起こすことが多い。イエダニ・ワクモはネズミなどの血を吸い時折ヒトの血を吸いに来る。シラミダニ・ツメダニなどは食虫性ながら偶発的に攻撃ツツガムシ幼虫ネズミの血を吸い偶発的にヒト攻撃ツツガムシ病媒介

※この「ダニ」の解説は、「吸血動物」の解説の一部です。
「ダニ」を含む「吸血動物」の記事については、「吸血動物」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ダニ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

ダニ

出典:『Wiktionary』 (2021/07/25 13:07 UTC 版)

名詞

ダニ, 蜱, 蟎】

  1. ダニ目蜘蛛形類総称

翻訳


「ダニ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



ダニと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ダニ」の関連用語

ダニのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ダニのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
環境再生保全機構環境再生保全機構
Copyright, 2024 Environmental Restoration and Conservation Agency. All rights Reserved.
リウマチ・アレルギー情報センターリウマチ・アレルギー情報センター
Copyright (c) 2024 The Rheumatism & Allergy Information Center All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのダニ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのGIANT KILLING (改訂履歴)、BASTARD!! -暗黒の破壊神- (改訂履歴)、吸血動物 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのダニ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS