アレナウイルス科
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アレナウイルス科(Family Arenaviridae)とはブニヤウイルス目に属するウイルスの分類における1科[1]。一本鎖のアンビセンスRNA2分子をゲノムとするRNAウイルス。ビリオンは直径50 - 300 nm(ナノメートル)であり、エンベロープを有する。ビリオン内に宿主由来のリボソームとRNAをもつ。宿主細胞の細胞質内で増殖し、細胞質内封入体を形成する。ビリオンを電子顕微鏡で観察すると、とりこまれリボソーム粒子が砂状に見えるのでラテン語の砂を意味する"arena"にちなんで命名された。
- ^ “Virus Taxonomy: 2019 Release”. 国際ウイルス分類委員会 (ICTV). 2020年10月23日閲覧。
- 1 アレナウイルス科とは
- 2 アレナウイルス科の概要
- 3 参考文献
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