主な輸入感染症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 17:56 UTC 版)
現在、日本において狭義の輸入感染症と言われることが多い感染症には、以下のものが挙げられる。 飲食物から経口感染するもの:コレラ、NAGビブリオ感染症、腸炎ビブリオ感染症、細菌性赤痢、クリプトスポリジウム症、ジアルジア症などの旅行者下痢、腸チフス、パラチフス、A型肝炎、E型肝炎など 蚊が媒介するもの:マラリア、デング熱、ジカ熱、ウエストナイル熱、日本脳炎、チクングニア熱、リフトバレー熱など 哺乳動物から感染するもの:狂犬病、ラッサ熱、レプトスピラ症など その他:麻疹、風疹、新型インフルエンザ 輸入先としては、細菌性赤痢や腸チフスはインドやスリランカの南アジア、コレラやデング熱はフィリピン、タイ、インドネシアなどの東南アジア諸国、マラリアはアフリカ諸国が多い。
※この「主な輸入感染症」の解説は、「輸入感染症」の解説の一部です。
「主な輸入感染症」を含む「輸入感染症」の記事については、「輸入感染症」の概要を参照ください。
- 主な輸入感染症のページへのリンク