鶏痘とは? わかりやすく解説

けい‐とう【鶏痘】


鶏痘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 09:39 UTC 版)

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鶏痘(けいとう、英:fowlpox)とは鶏痘ウイルス感染を原因とする鳥類感染症

日本では家畜伝染病予防法において届出伝染病に指定されており、対象動物はニワトリウズラ。鶏痘ウイルスはポックスウイルス科コルドポックスウイルス亜科アビポックスウイルス属に属するDNAウイルス。感染経路は接触感染、蚊、ダニによる機械的伝播。感染部位に発痘を形成し、病変部が皮膚の場合は皮膚型、粘膜の場合を粘膜型と区別する。粘膜型は皮膚型より致死率が高い。病変部の細胞内に細胞質内封入体であるボリンゲル小体が形成される。予防には生ワクチンが使用される。伝染性気管支炎伝染性喉頭気管炎との鑑別が必要である。

関連項目

参考文献

  • 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版 1991年 ISBN 4885006104
  • 清水悠紀臣ほか 『動物の感染症』 近代出版 2002年 ISBN 4874020747

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