ウイルス性出血性敗血症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/14 03:26 UTC 版)

ウイルス性出血性敗血症(ウイルスせいしゅっけつせいはいけつしょう、英:viral hemorrhagic septicemia; VHS)とはラブドウイルス科Novirhabdovirus属に属するウイルス性出血性敗血症ウイルス(viral hemorrhagic septicemia virus; VHSV)の感染を原因とするサケ科魚類の感染症。低水温での発生が多い。外部所見は体色黒化、眼球突出、鰓の褪色、内部所見、病理所見は内臓や腹腔の大量出血、鰾、腹膜、腹腔内脂肪組織、骨格筋に点状出血、腎臓や脾臓の造血器官の壊死、貧血、白血球の減少。伝播は汚染された飼育水からの水平感染による。垂直感染は起こさない。
参考文献
- 畑井喜司雄ほか 『魚病学』 学窓社 1998年 ISBN 4873620775
関連項目
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