カラムナリス病
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/14 03:36 UTC 版)

カラムナリス病(カラムナリスびょう、英:columnaris disease)とはFlavobacterium columnare(en)感染を原因とする魚類の感染症。水温15℃以上でウナギ、コイ、アユなどに発生し、口ぐされ、鰭ぐされ、尾ぐされ、鰓ぐされを引き起こす。病変部である鰓や皮膚の生標本では特徴的な柱状構造物(column)が認められる。Flavobacterium columnareはサイトファガ寒天培地、TY寒天培地などの培地で、黄色から橙色の辺縁樹枝状の扁平なコロニーを形成する。治療には塩水浴が有効である。ワクチンは実用化されていない。
材料 | 用量 |
---|---|
バクトトリプトン | 3g |
酵母エキス | 2g |
寒天 | 15g |
蒸留水 | 1000ml |
関連項目
参考文献
- 畑井喜司雄ほか編 『魚病図鑑』 緑書房 1988年 ISBN 4895310647
- 畑井喜司雄ほか 『魚病学』 学窓社 1998年 ISBN 4873620775
カラムナリス病
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:41 UTC 版)
詳細は「カラムナリス病」を参照 文字通りカラムナリス菌の感染症で、グッピーやエンゼルフィッシュの尾ぐされ病の原因と言った方が分かりやすい。グッピーの尾ぐされと同様、強力な組織の溶解を引き起こす。水槽に塩(普通の食塩でよい)を0.5%いれておくと予防に有効。
※この「カラムナリス病」の解説は、「金魚の病気の一覧」の解説の一部です。
「カラムナリス病」を含む「金魚の病気の一覧」の記事については、「金魚の病気の一覧」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- カラムナリス病のページへのリンク