バベシア症とは? わかりやすく解説

バベシア‐しょう〔‐シヤウ〕【バベシア症】

読み方:ばべしあしょう

原虫の一種バベシアによる感染症動物吸血するダニ唾液を介して感染し赤血球内部生育する発症すると、頭痛発熱疲労感などの症状現れる脾臓(ひぞう)を摘出した人や機能弱っている人、エイズなどの免疫力低下した患者などは、重症化する恐れがある


バベシア症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/18 05:10 UTC 版)

バベシア症(ばべしあしょう、babesiosis)とは、バベシア属 Babesia原虫感染を原因とする感染症。マダニの吸血の際に唾液を介してスポロゾイトが宿主内に侵入する。日本ではギブソン犬バベシア Babesia gibsoni および犬バベシア Babesia canis 感染による犬のバベシア症が存在する。症状は発熱溶血性貧血を主とする。クームス試験陽性となることが多く免疫介在性溶血性貧血との鑑別が必要。確定診断は虫体の証明によってなされ、ライトギムザ染色あるいはギムザ染色などが用いられる。虫体は1.0×3.2µmのリング状。治療にはジミナゼン、イミドカルブ、フェミジン、トリパンブルーなどの投与。予防にはマダニとの接触を避けることが最も有効である。




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