バベッテ・コブレンツとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 音楽家 > 作曲家 > ドイツの作曲家 > バベッテ・コブレンツの意味・解説 

バベッテ・コブレンツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/06 08:51 UTC 版)

バベッテ・コブレンツBabette Koblenz1956年8月22日 - ) は、現代音楽作曲家ドイツハンブルク出身。

略歴

ハンブルクでジェルジ・リゲティに師事中にダルムシュタット夏季現代音楽講習会に参加。すでに前衛の停滞が叫ばれていた同地で、彼女は「現代のほとんどの音楽はビートを失った月の音楽である。私が書く音楽は太陽のための音楽である」と自らの音楽を定義する。ロックジャズからの影響もしばしば指摘される。アカデミー・シュロース・ソリチュード奨学生、ヒンデミット賞、ビアラス賞、に選出され、1950年代生まれで最も発言力のある女流作曲家に成長。

作風

デビュー当初はそのままロックのクリシェを用いた挑発的な作風であった(「太陽に向かって歩け」)が、強拍と弱拍に独自のメソッドがみられるのは少なくとも1990年代中庸からである。秋吉台セミナーで初演されたアコーディオンのための「太陽抜き」はその時代の作品である。

近年はビートに頼る脅迫的な感性からやや退き、内省的な方向(「ピアノ作品IV」)を示す作品も目立っている。

脚注

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「バベッテ・コブレンツ」の関連用語

バベッテ・コブレンツのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



バベッテ・コブレンツのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバベッテ・コブレンツ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS