ピアノ小品
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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フンメル:ピアノ小品 変イ長調 | Piano piece s188 | 作曲年: 1830年 出版年: 1830年 |
フンメル:ピアノ小品 変ニ長調 | Piano piece Des-dur s181/W9 | 作曲年: 1830-?年 出版年: 1850-60?年 |
フンメル:ピアノ小品 ト長調 | Piano piece G-dur s39 | 作曲年: 1799?年 出版年: 未出版年 |
クジェネーク(クジェネク、クレネク):ピアノ小品 | Piano Pieces | 作曲年: 1967年 |
ブッティング:ピアノ小品 | Klavierstücke Op.102 | 作曲年: 1960年 |
ブッティング:ピアノ小品 | Klavierstücke Op.111 | 作曲年: 1966年 |
モッテンセン:ピアノ小品 | Piano Piece Op.28 | 作曲年: 1966年 |
ワーグナー:ピアノ小品 ホ長調(E.B.キーツのためのアルバムの綴り 無言歌) | Klavierstück in E-Dur (sogenanntes Albumblatt für E. B. Kietz "Lied ohne Worte") WWV64 | 作曲年: 1840年 出版年: 1911年 |
ブラームス:ピアノ小品 変ロ長調 | Klavierstück B-Dur Anh.3/4 | 作曲年: 1859-62年 出版年: 1979年 |
小森 俊明:ピアノ小品(メヌエット) | Klavierstück (Menuet) | 作曲年: 1991年 |
リスト:ピアノ小品 嬰ヘ長調 | Klavierstück Fis-Dur S.193 R.61 | 作曲年: 1860-年 |
ベートーヴェン:ピアノ小品(かなり生き生きと) 変ロ長調 | Klavierstück (Ziemlich lebhaft) WoO.60 | 作曲年: 1818年 出版年: 1824年 初版出版地/出版社: AMZ |
ベートーヴェン:ピアノ小品(アレグレット) ロ短調 | Allegretto WoO.61 | 作曲年: 1821年 出版年: (1893)年 |
ブルックナー:ピアノ小品 変ホ長調 | Klavierstuck WAB.119 | 作曲年: 1856頃年 |
ピアノ小品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 08:58 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ピアノ小品(ピアノしょうひん、ドイツ語: Klavierstück, 英語: Piano Piece)とは、ピアノのための小規模な音楽作品のこと。ピアノ小品を集めた楽譜やレコード、CDなどは便宜的に「ピアノ小品集 (ドイツ語: Klavierstücke, 英語: Piano Pieces)」と題される。
歴史
ピアノ小品とは、ピアノソナタ、変奏曲、鍵盤楽器のための前奏曲とフーガのどれにもなりえないジャンルとして始まった。その小品に適した曲名として「バガテル」あるいは「バガテレン」という曲種が誕生した。ベートーヴェンがこのジャンルで有名である。
その後、シューベルトの最晩年の「三つの小品[1]」もヴァルター・ギーゼキングによって世界初録音がなされてから、多くのピアニストによって再評価されている。古典派晩期に、作曲家はソナタとしての性格の弱い楽曲をKlavierstückeと称して、バガテルという言葉をピアノに適用することは19世紀後半以降退潮した。
19世紀以降ピアノソナタの作曲量産には歯止めがかかり、リストとタールベルクは一作、ショパンやシューマンも数作しか作曲しなかった。その流れの中、やはり3曲しかソナタを完成させなかったブラームスがop.116-119のピアノ小品集を作曲、この小品集に至ってはブラームス本人は「ただまとめただけ」という評価だった。実際、出版社に題名のつけ方についてのブラームスからの問い合わせがある。しかし、この Klavierstücke という曲に題名がついておらず数詞だけついているジャンルがシェーンベルクによって拡張された。
第二次世界大戦後、カールハインツ・シュトックハウゼンは「Klavierstück」を番号つきのものは19曲作曲した。本人は「番号つき21曲セットの作曲」を望んだが果たせなかった。
20世紀後半から21世紀初頭にかけてもヴォルフガング・リーム、シュテッフェン・シュライエルマッハー、アート・オリファー・ジモン、パウル=ハインツ・ディートリヒ、バベッテ・コブレンツはKlavierstückeあるいはKlavierstückを作曲していおり、現在でもKlavierstückと銘打つ作曲家はいなくなっていない。
Klavierstückを作曲した人物
- フランツ・シューベルト
- ヨハネス・ブラームス
- アーノルト・シェーンベルク
- ヴォルフガング・リーム
- アート・オリファー・ジモン
- シュテッフェン・シュライエルマッハー
- パウル=ハインツ・ディートリヒ
- バベッテ・コブレンツ
- ヨハネス・クライドラー
- クラウス・キューンル
- エルンスト・ヘルムート・フラマー(Ernst Helmuth Flammer[2])
- ベアート・フラー
- ラインハルト・フェーベル
- カールハインツ・シュトックハウゼン
- ディーター・マック[3]
関連項目
脚注
- ^ “Late Piano Pieces”. www.baerenreiter.com. www.baerenreiter.com. 2021年8月1日閲覧。
- ^ “ピアノ曲第8”. open.spotify.com. open.spotify.com. 2021年8月10日閲覧。
- ^ “piano solo”. www.verlag-neue-musik.de. www.verlag-neue-musik.de. 2021年8月10日閲覧。
ピアノ小品 (Hob. XVII)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/02 08:50 UTC 版)
「ハイドンのピアノ曲一覧」の記事における「ピアノ小品 (Hob. XVII)」の解説
XVIIタイトル作曲年代備考1 カプリッチョ ト長調『8人のへぼ仕立て屋』 1765 『カプリッチョ』とされているが、実質は変奏曲である。 2 アリエッタと20の変奏曲 イ長調 1765頃/1771以前 3 アリエッタと12の変奏曲 変ホ長調 1770-74以前? 4 幻想曲 ハ長調 1789? 『ファンタジア』とも。ハイドンは当初『カプリッチョ』と名付けていた。 5 アンダンテと6つの変奏曲 ハ長調『やさしく快適』 1790 晩年の作品。 6 アンダンテと変奏曲 ヘ短調 1793 最も有名な作品である。原題は『ディヴェルティメント』。 7 5つの変奏曲 ニ長調 1750-55頃?/1766以前 1766年に書かれた写譜には、ハイドンの名が記されており、「旧ハイドン全集」はハイドンの作品として収録しているが、信憑性は乏しいとされている。 8 8つの変奏曲 ニ長調 作曲年不明 9 アダージョ ヘ長調 1785/86以前 1786年に出版された小品集に収録されていることから、1785年頃書かれたと推測されている。 10 アレグレット ト長調 作曲年不明 Hob. XIX-27の編曲。 11 アンダンテ ハ長調 1786以前?/1807頃? 12 アンダンテと変奏曲 変ロ長調 1807以前 偽作の可能性が大きい。 C1 小品 作曲年不明 偽作。タイトル不明。 C2 3つの前奏曲 ハ長調 偽作? D1 変奏曲 ニ長調 かつては『ピアノソナタ』とされていた。 F1 メヌエット ヘ長調 偽作? F2 アンダンテ ヘ長調 F3 ソナタ ヘ長調 ヨハン・クリスティアン・バッハ作。 G1 小品 偽作? G2 カプリッチョ ト長調 偽作。 A1 変奏曲 イ長調 偽作? A2 主題と変奏曲 イ長調 A3 変奏曲 イ長調
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