ブルックナーとは? わかりやすく解説

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ブルックナー【Josef Anton Bruckner】

読み方:ぶるっくなー

[1824〜1896]オーストリア作曲家ワグナー傾倒しロマン主義古典主義調和させた交響曲ミサ曲などを作曲した


ブルックナー

【英】:Bruckner, Anton
[オーストリア]  1824~1896

2008年9月 執筆者: 齊藤 紀子

 オーストリア作曲家少年の頃に、いとこのヴァイス和声オルガン奏法学んだ10代時に父親亡くすと、ザンクト・フローリアン修道院少年聖歌隊一員として育ちオルガニストのカッティンガーの教え受けた教員となり、亡き父と同じ道を歩み出したブルックナーは、結婚式舞踏集まりヴァイオリンを弾くこともあった。また、オルガニストのツェネッティに師事し教員として昇進しながらザンクト・フローリアン修道院オルガニスト務めたその間ピアノオルガン対位法勉強続けウィーン宮廷楽長から「熟達した本格的なオルガニスト」という証明書授与されるまでになったレクイエムやミサ・ソレニムスの作曲も手がけている。この時創作したミサ・ソレニムスは、ウィーン音楽理論家ジーモン・ゼヒター弟子入り認められる出来であった。しかし、ブルックナーが音楽家として身を立てる決意をするのは、1856年リンツ大聖堂と市の教区聖堂オルガニスト任命され1856年春のことである。

ピアノ独奏曲

ピアノ合奏


ブルックナー

名前 Brookner; BrucknerBrückner; Brukner

アントン・ブルックナー

(ブルックナー から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/10 02:16 UTC 版)

ヨーゼフ・アントン・ブルックナー(Joseph[2] Anton Bruckner, 1824年9月4日 - 1896年10月11日) は、オーストリア作曲家オルガニスト交響曲宗教音楽の大家として知られる。


出典

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注釈

  1. ^ シューベルトはゼヒターに習い始めたがすぐに病死してしまい、ゼヒターのもとで修行を積むことは叶わなかった。
  2. ^ この当時、一般的にこのような手紙は自身が危篤であることを表す。(クララ・シューマンの項も参照)
  3. ^ マーラーがフリードリッヒ・フリッツ・ローアに宛てた1894年8月16日の手紙で、21日に「赤いハリネズミ」で会う約束をしている。
  4. ^ ブルックナーの方がブラームスより9歳年上であり、ここでの「先生」は少し距離を置いた敬称である。



ブルックナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/27 03:58 UTC 版)

ローベルト・ハース」の記事における「ブルックナー」の解説

オーストリア国立図書館勤務当時初期より、バロック音楽クラシック音楽興味を持つ。後にはウィーン・ライブラリーに寄贈されオリジナル原稿に基づくアントン・ブルックナー交響曲ミサ曲完全版編集取り組むために新たに創設され国際ブルックナー協会雇用される1935年から1944年の間に交響曲第6番1935年)、第5番1935年)、第4番1936年1944年)、第7番1944年)などの校訂版完成没頭したしかしながらハース版は議論巻き起こした学者であるベンジャミン・コーストヴェットは第2番第7番第8番校訂に関してハース非難した例えば、第8番においては1887年第1稿1890年第2稿折衷し、さらに1892年最初に出版され初版や、ブルックナーが友人示した1887年草稿からも一部取り入れたまた、ハースナチス党員であったことから、第二次世界大戦後プロジェクトから外されることになり、学究肌レオポルト・ノヴァーク後任就任し全集刊行する

※この「ブルックナー」の解説は、「ローベルト・ハース」の解説の一部です。
「ブルックナー」を含む「ローベルト・ハース」の記事については、「ローベルト・ハース」の概要を参照ください。

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