奏法とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > > 音楽 > 奏法 > 奏法の意味・解説 

そう‐ほう〔‐ハフ〕【奏法】

読み方:そうほう

楽器演奏する技法

「奏法」に似た言葉

フィードバック(奏法)[feedback playing]

エレクトリック・ギターある程度大音量で弾くと、そのアンプから出てきた音が弾いたギターの弦を振動させる。それをまたピックアップ拾いアンプから音が出る。この繰り返しによって永遠にサステイン得られる奏法を指す。アンプギター角度位置によって特定の音をフィードバックさせることもできる

空ピック(奏法)[un-picked]

ギターの奏法のひとつ。オルタネート・ピッキングの際に、一定のリズムの中で空振り組み込みリズムをとること。その空振り時にブラッシング・トーンによって独特のノイズ出し、ひとつの確立されサウンドとして利用されるノリが出ると同時に難しリズムも空ピッキング利用することによってクリアーできる。

奏法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 04:59 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

奏法(そうほう)とは、楽器演奏の仕方のことであるが、一般には、楽器の音の出し方がいくつかある時にそのそれぞれを指していう。なお、一般に、異なる高さの音を出すため、また、異なる強さを出すための音の出し方の違いは、奏法の違いと言わず、奏法が違うというときには音色の違いを目的とするのが普通である。

一般に、楽器は、その使い手集団(民族、文化圏など)の音楽的欲求を満たすために発達し、音楽的欲求を満たす音色を出すことを目指すから、音の出し方もその音楽的欲求を満たすことを目的として定まってゆく。しかしながら、どのような楽器でもいくつかの音の出し方が見いだしうるのが普通であり、それぞれに音楽的価値が見いだされれば、または、それぞれを使い分けることに音楽的価値が見いだされれば、異なる奏法が確立してゆくこととなる。

これらの中で最も有名なのがヴァイオリン属の楽器におけるピチカート奏法である。ヴァイオリン属の楽器は擦弦楽器であり、をこすって音を出すことを本来の奏法とするが、わざわざギターなど撥弦楽器の演奏法である指ではじいて音を出す奏法を取り入れ、音色の変化を獲得したのである。

おもな、様々な楽器の本来の奏法でない奏法(伝統的な範囲)

現代音楽ではこれらの奏法に加え、より多彩な特殊奏法が求められる。そのうちのいくつかは共有の奏法として奏者の認識が確立している。代表的なものに木管楽器の重音奏法がある。詳しくは特殊奏法の項を参照。


奏法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/14 16:40 UTC 版)

吹奏楽編曲」の記事における「奏法」の解説

原曲管弦楽表現再現するために特殊な奏法が要求されることがある例えヴァイオリン高音域の持続音をヴィブラフォン鍵盤弦楽器の弓で擦ることによって再現したり、弦楽器ピチカートクラリネットサクソフォーンのスラップタンギングで表現したり、ストリングス幅広いサウンド意識してコーラス入れたりするなどがあげられる

※この「奏法」の解説は、「吹奏楽編曲」の解説の一部です。
「奏法」を含む「吹奏楽編曲」の記事については、「吹奏楽編曲」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「奏法」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「奏法」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



奏法と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「奏法」の関連用語

検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



奏法のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ヤマハミュージックメディアヤマハミュージックメディア
Copyright(C) 2000-2025 YAMAHA MUSIC MEDIA CORPORATION. All Rights Reserved.
ヤマハミュージックメディア音楽用語ダス
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの奏法 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの吹奏楽編曲 (改訂履歴)、バストロンボーン (改訂履歴)、ピアノ (改訂履歴)、ロール (打楽器) (改訂履歴)、摺鉦 (改訂履歴)、トンバク (改訂履歴)、ヴィオリラ (改訂履歴)、アサラト (改訂履歴)、一本打ち (改訂履歴)、三ツ打ち (改訂履歴)、シロリンバ (改訂履歴)、ティンパニ (改訂履歴)、ピック奏法 (改訂履歴)、和琴 (改訂履歴)、ダヴル (改訂履歴)、ヴィオラ・ダ・ガンバ (改訂履歴)、ギター (改訂履歴)、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ (改訂履歴)、シェイカー (楽器) (改訂履歴)、トロンボーン (改訂履歴)、トーキングドラム (改訂履歴)、ジャンゴ・ラインハルト (改訂履歴)、クリス・インペリテリ (改訂履歴)、三線 (改訂履歴)、篠笛 (改訂履歴)、大正琴 (改訂履歴)、タンゴ (改訂履歴)、ジャンベ (改訂履歴)、コンガ (改訂履歴)、ゴング (改訂履歴)、島紀史 (改訂履歴)、尺八 (改訂履歴)、サーランギー (改訂履歴)、ウリ・ジョン・ロート (改訂履歴)、タムタム (改訂履歴)、高山正行 (改訂履歴)、カンテレ (改訂履歴)、チアゴ・デラ・ヴェガ (改訂履歴)、ストリング・スキッピング (改訂履歴)、フラッタータンギング (改訂履歴)、マラカス (改訂履歴)、ヴィクター・ウッテン (改訂履歴)、グレッグ・ハウ (改訂履歴)、トニー・レヴィン (改訂履歴)、ヴィブラフォン (改訂履歴)、タンバリン (改訂履歴)、ポルタメント (改訂履歴)、パット・メセニー (改訂履歴)、ボンゴ (改訂履歴)、ビリー・シーン (改訂履歴)、スティーヴ・ハウ (ギタリスト) (改訂履歴)、ハンドフルート (改訂履歴)、ハンドパン (改訂履歴)、スコップ三味線 (改訂履歴)、ジェフ・ベック (改訂履歴)、バンジョー (改訂履歴)、ティンバレス (改訂履歴)、ファゴット (改訂履歴)、ティン・ホイッスル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS