ホルンとは? わかりやすく解説

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ホルン【(ドイツ)Horn】

読み方:ほるん

角笛

金管楽器の一。先端アサガオ状で、丸く巻いた管に音高調節する3ないし4個のバルブがある。柔らかく豊かな音色特徴フレンチホルンホーン


ホルン

狩猟ラッパのうち、肩にかけられるように大きく円環状に巻かれたものが今日のホルンの原型である。ベルは手がすっぽり入るほど大きいのに対して、管は非常に細く長い。自然倍音しか出せない無弁の時代からオーケストラ組み入れられ、しばしば管長異な楽器組み合わせることでこの欠点補ったバルブつけられるようになってからはF管が一般的となり、今日では高音が奏出しすいよう改良されたF/Bb管のダブル・ホルン用いられる。ホルンは金管楽器であるにもかかわらず弦の音色とよく溶け合い木管五重奏含めてあらゆる種類アンサンブル重用される。オーケストラにおいては和音充実音力強調有用であり、柔和な音色適度な輝き合奏色彩感を豊かにする。後期ロマン派至っては、幽玄な弱奏からブラッシーな強奏に至るまでの幅広い表現駆使される。ソロ楽器として表現にもすぐれ、ラベルの「亡き王女のためのパバーヌ」では美しソロ聴かせる

ホルン

作者村上春樹

収載図書夜のくもざる―村上朝日堂超短篇小説
出版社平凡社
刊行年月1995.6

収載図書夜のくもざる村上朝日堂短篇小説
出版社新潮社
刊行年月1998.3
シリーズ名新潮文庫

収載図書村上春樹全作品19902000 1 短篇集
出版社講談社
刊行年月2002.11


ホルン

名前 HornHorne

ホルン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/08 23:38 UTC 版)

ホルンは、金管楽器の一種である。トランペットトロンボーンチューバなどともに近代西洋の金管楽器の主要な楽器のひとつであり、漏斗型のマウスピース、円錐を主体とした長い丸められた管、直径約30cmに達するベル(朝顔)を持つ。他の金管楽器よりも多くの倍音を出すことができる。


  1. ^ a b Stanley Sadie, ed (2001). “Horn”. New Grove Dictionary of Music and Musicians. 11 (2nd ed.). Macmillan Publishers. pp. 709-725. ISBN 1561592390 
  2. ^ Robert K. Barnhart, ed (1988). “French”. Chambers Dictionary of Etymology. Chambers. p. 407. ISBN 0550142304 
  3. ^ Anthony C. Baines, The Oxford Companion to Musical Instruments, Oxford University Press, 1992, ISBN 0193113341, 163頁。
  4. ^ Stanley Sadie, Alison Latham, The Cambridge Music Guide, Cambridge University Press, 1990, ISBN 0521399424, 50 - 51頁。
  5. ^ Richard Seraphinoff (1996). “Nodal Venting on the Baroque Horn: A Study in Non-Historical Performance Practice”. The Horn Call 27 (1). https://www.seraphinoff.com/content.php?p=bf9e6fd4-be82-47b8-a5b2-fddc3354f6a0. 


「ホルン」の続きの解説一覧

ホルン

出典:『Wiktionary』 (2021/08/06 01:40 UTC 版)

名詞

  1. 角笛総称
  2. 管が円を描く形をした金管楽器フレンチホルン参照

訳語

関連語


「ホルン」の例文・使い方・用例・文例

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