第1稿とは? わかりやすく解説

第1稿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 08:11 UTC 版)

レクイエム (フォーレ)」の記事における「第1稿」の解説

1887年から作曲始められ1888年1月16日マドレーヌ寺院において、建築家ルスファシェの葬儀に際してフォーレ自身指揮によって初演された。このときは、「入祭唱キリエ」、「サンクトゥス」、「ピエ・イェス」、「アニュス・デイ」、「イン・パラディスム」の5曲構成であり、声楽ソプラノ独唱合唱オーケストラヴィオラチェロコントラバス独奏ヴァイオリン(「サンクトゥス」のみ)、ハープティンパニオルガンという編成であった

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第1稿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 08:59 UTC 版)

交響曲第4番 (ブルックナー)」の記事における「第1稿」の解説

第1稿と1878年稿(第1~3楽章第2稿)を比較すると、第1稿には、たとえば、旋律フレーズ単位要する小節数が非均等旋律の展開・推移過程長い、などの特徴がある。第2稿比較して第1稿を「未整理」「冗長」「筆の赴くまま」などの評価与える者もいるが、斬新な魅力見出し評価する者もいる。 第1楽章主題こそ同一であるが、主題の展開、経過コーダなど殆どの部分音楽異なる。展開部後半現れるコラール風の美し楽節はほぼ2稿に受継がれている。また楽章コーダ大きく異なっている。第2楽章は副主題部後半異なっており、クライマックスへ至る経過部分は全く違う展開を辿る。クライマックスフレーズは2稿に受継がれている。第3楽章は「狩りスケルツォ」とは全く異なる暗い音楽で、トリオ哀愁深い音楽印象深い。また1稿ではコーダ書かれているのも特徴である。この音楽は、1878年稿作成時に全面的に別の音楽差し替えられ、2稿の「狩りスケルツォとなった第4楽章では、出だしは1878稿に引継がれたが1880年改訂書換えられた。第3主題は全く異なっている。その他の主題同じだが、主題の展開、経過などは一部フレーズ除き異なっている。コーダは2稿とは全く異なり長大交響曲第5番コラール楽節のように一つ独立した楽節をなしている。

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第1稿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 02:46 UTC 版)

交響曲第10番 (マーラー)」の記事における「第1稿」の解説

第2楽章第4楽章一部欠落がある。マーラーの妻であったアルマや、弟子ブルーノ・ワルターらははじめこれに気分悪くしたという。 1960年BBCラジオ放送ベルトルト・ゴルトシュミット指揮によって初演。この初演アルマ承諾得ておらず、アルマによって総譜の上演・出版を差し止められた。

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