コラールとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > > 音楽 > コラール > コラールの意味・解説 

corral

別表記:コラール

「corral」の意味・「corral」とは

「corral」は、スペイン語由来の英語の単語である。主に北米使われ家畜囲んでおくための囲いや、家畜集めておく場所を指す。また、比喩的には、人々や物を一箇所集め行為を指すこともある。

「corral」の発音・読み方

「corral」の発音は、IPA表記では /kəˈræl/ となる。IPAカタカナ読みでは「カラル」となり、日本人発音するカタカナ英語では「コラール」が近い。発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「corral」の定義を英語で解説

According to the Oxford English Dictionary, "corral" is defined as "a pen for livestock, especially cattle or horses, on a farm or ranch". It can also be used as a verb meaning "gather together and confine".

「corral」の類語

「corral」の類語としては、「pen」や「paddock」がある。これらも家畜囲んでおくための場所を指す単語である。ただし、「pen」は小さな囲い、「paddock」は馬を囲むための囲いを特に指すことが多い。

「corral」に関連する用語・表現

「corral」に関連する表現として、「round up」がある。これは家畜一箇所集め行為を指す表現で、「corral」が名詞としてその場所を指すのに対し、「round up」はその行為動詞として表す。

「corral」の例文

1. English: The cowboy corralled the cattle into the pen.
日本語訳: カウボーイは牛を囲い集めた
2. English: We need to corral all the data for the report.
日本語訳: レポートのためにすべてのデータ集め必要がある
3. English: The horses were kept in the corral.
日本語訳: 馬たちは囲い中に保管されていた。
4. English: The children were corralled in the playground.
日本語訳: 子供たち遊び場集められた。
5. English: The corral was built to keep the animals safe.
日本語訳: 動物たち安全に保つために囲い作られた。
6. English: The sheep were corralled for shearing.
日本語訳: 羊は毛刈りのために一箇所集められた。
7. English: The corral was empty.
日本語訳: 囲いは空だった。
8. English: The farmer corralled the chickens into the coop.
日本語訳: 農夫鶏小屋集めた
9. English: The corral was made of wooden fences.
日本語訳: 囲い木製フェンス作られていた。
10. English: The police corralled the protesters into a small area.
日本語訳: 警察抗議者たちを小さなエリア集めた

コラール【(ドイツ)Choral】


コラール【Kolar】

読み方:こらーる

インド南部カルナータカ州都市州都ベンガルールの東約60キロメートル位置する。ビジャヤナガル王国時代14世紀建造されたソーメシュワラ寺院がある。南東郊の金鉱山同国最大産出高を誇る。コーラール


コラール

分子式C24H40O4
その他の名称コラール、Cholal、3α,7α,12α-Trihydroxy-5β-cholan-24-al
体系名:3α,7α,12α-トリヒドロキシ-5β-コラン-24-アール


小山 和彦:コラール

英語表記/番号出版情報
小山 和彦:コラールChoral作曲年2003年 

コラール

名前 CorralCollard; Callard; Collart; Coralle; Kollar; Kollár

コラール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/05 09:09 UTC 版)

コラール: Choral、衆讃歌、衆賛歌)は、もともとルター派教会にて全会衆によって歌われるための賛美歌である。現代では、これらの賛美歌の典型的な形式や、類似した性格をもつ作品をも含めて呼ぶことが多い。

概要

コラールの旋律は多くの場合単純で、歌うのが容易である。これはもともと、専門の合唱団ではなく、教会に集まった会衆の人々が歌うものとして考えられていたからである。一般に韻を踏んだ詞を持ち、有節形式(同じ旋律に歌詞の違う節をあてて繰り返す形式)で書かれている。歌詞の各連のなかでは、ほとんどのコラールがドイツのバール形式としても知られる、A-A-Bの旋律パターンをとっている。

形式

コラールの形式として最も多く、一般的なのはコラール旋律に対して複数の声部が同じリズムで和声付けを行うものであり、特に『四声コラール』がその主流を占める。そこから各声部が異なるリズムを持つ形式や、コラール旋律に関係無い全く独自の(主に器楽)声部が加わるものが生まれた。

コラールはそもそも歌われるためのものであるが、器楽による演奏も多く行われ、教会で会衆がコラールを歌うための導入として作曲された短いコラール前奏曲という形式も生まれている。そして上記の流れの中でコラールそのものに対して、その細かい音型を活かした、もしくは全く新しい動きをする器楽声部が加わるようになると、元のコラールより遙かに長く、大規模な形式で演奏されるようになった。さらにコラールに対して和声付けを行っていた歌われる声部もコラール旋律に対して自由に動くようになり、複雑な形式へ発展した (この形式の正確な呼び方は決められていないが、音楽学者の磯山雅は『コラール合唱』と書いている。)。こうして一つのコラールをその節によって様々な形式で演奏する『コラール・カンタータ』がヨハン・ゼバスティアン・バッハフェリックス・メンデルスゾーンマックス・レーガーらによって作曲されている。

さらにこの大規模な形式は鍵盤楽器、主にオルガンに採り入れられ、元のコラール旋律さえも多くの装飾が加えられて変形される『ファンタジア(ファンタジー)』の他、『トッカータ』、『パルティータ』などでコラール編曲が生まれた。

歴史

"Ein feste Burg ist unser Gott"のルター自筆譜
各国で歌われている"Ein feste Burg ist unser Gott"
・左下:エストニア "Virsikirja" #170
・右上:日本 賛美歌 #267『神はわがやぐら』
・中央:バッハ カンタータ#80 終曲

マルティン・ルターは、教会でラテン語ではなくドイツ語を用いるべきであると主張した。そのためには、教会音楽にも新たにドイツ語による賛美歌(コラール)が、早急に、また大量に必要であった。ルターは自らも神はわがやぐら(独:Ein' feste Burg ist unser Gott)を代表とするいくつかのコラールを作曲している。またカトリック教会で用いられていたグレゴリオ聖歌にドイツ語の新しい歌詞をあてた転用も行った。その代表的な例は、カトリック教会で復活祭に用いられるセクエンツィアの一つヴィクティマエ・パスカリ・ラウデスを転用したキリストは死の縄目につながれたりChrist lag in Todesbandenヨハン・ゼバスティアン・バッハカンタータBWV4に用いられる)である。他に新しく書かれたコラールもあり、ヨハン・クリューガーらは1600曲以上の旋律を作曲した。

初期のコラールはモノフォニー(旋律のみ)で書かれていたが、はやくも1524年にはヨハン・ワルターによって4声もしくは5声に編曲されたコラール集が出版されている。教会の会衆はモノフォニーで旋律のみを歌い、聖歌隊はテノール声部にコラール旋律を置いて、他声部が対位旋律を歌うことが普通だった。コラール旋律がソプラノ声部に移ったのは16世紀末頃とされる。また、初期のコラールが複雑なリズムを持っていたのに対して、17世紀初頭の楽譜では、各音符が同じ長さに揃った形への変化が見られる[1]

今日では、多くのルター派のコラールがプロテスタントの教会で用いられる4声の賛美歌として親しまれている。その和声づけは、しばしばバッハのカンタータの最後に歌われるコラールからとられている。バッハの作品のうち、バッハが新しくコラールの旋律を作曲することは少なく、教会の会衆がすでになじんでいるコラールを用いてカンタータを作曲した。ヨハン・ゼバスティアン・バッハの4声コラール集BWV.253-438)が1765年から1787年にかけて発行された。

コラールの影響

  • コラールの旋律は、賛美歌としてコラールが歌われる直前に、オルガン等によって演奏されるためのコラール前奏曲にも用いられている。コラール前奏曲にはコラールの旋律が登場し、そこに対旋律が加えられていく。
  • コラールは、ドイツバロック音楽を中心にさまざまな音楽の形式にて用いられた。アントン・ブルックナーは、音楽の神学的要素に傾倒し、またバッハのコラール前奏曲に影響を受けて、交響曲ミサ曲モテットにコラールを多用している。
  • ドイツ語圏以外でも、歴史的にルター派の影響を受けた地域[* 1]には、コラールの歌詞の翻訳版や旋律が歌い継がれていることがある。また、日本基督教団の『賛美歌』『賛美歌第二編』には、コラールに由来する曲が多数収録されている[2]

コラールの有名曲

Aus tiefer Not schrei ich zu Dir
Christ lag in Todesbanden
Ein feste Burg ist unser Gott
  • 讃美歌#267『神はわがやぐら』。宗教改革を象徴するルター作のコラール。ハイネは、「宗教改革の『ラ・マルセイエーズ』」と評した[4]
Herr Gott, dich loben alle wir
  • カルヴァン派によるジュネーブ詩篇歌に由来し、ドイツでは標記コラールに、英米のプロテスタント諸派では、"Old Hundreds"として広く普及した。
  • 各国への拡がりを反映して、日本でも多くの形態で歌われている。讃美歌#4『よろずの国びと』、#5『こよなくかしこし』、#539『あめつちこぞりて』。讃美歌21#24『たたえよ主の民』、#148『全地よ主に向かい』。
Jesus bleibet meine Freude
Nun ruhen alle Wälder
O Haupt voll Blut und Wunden
  • 讃美歌#136『血しおしたたる』。ハンス・ハースラーの恋愛歌から「死と永遠」を想うコラール"Herzlich tut mich verlangen"に転用され、更にパウル・ゲルハルトによって受難コラールに転用された。
  • バッハが『マタイ受難曲』において、この旋律をキリスト受難の象徴として繰り返し用いたことで知られるが、バッハの作品中ではこの旋律が"Herzlich tut mich verlangen"として引用されることも多い。
Vom Himmel hoch da komm' ich her
  • 『高き御空よりわれは来れり』。讃美歌#101『いずこの家にも』。讃美歌21#246『天のかなたから』。ルター作のクリスマスコラール。
Wie schön leuchet der Morgenstern
  • 『暁の星のいと美しきかな』。讃美歌#346『たえにうるわしやヤコブより出でし』。

指導

コラール書式は音楽学校の履修課程では、対位法の講座で副次的に触れられることが多い。パリ音楽院の対位法科は、自由コラールが成績の最終評価になっていた。専門的にコラール書法を教える学校は少なくなったと見られてきたが、2014年度の東京藝術大学の作曲科入試から正式に導入された。日本で唯一コラール書式を音大入試に使う。

脚注

注釈

  1. ^ 例として、エストニアが挙げられる(聖歌集 "Virsikirja" 1986)。

出典

  1. ^ 原 p.95-96
  2. ^ 『賛美歌・賛美歌第二編 ともにうたおう』賛美歌委員会編 日本基督教団出版局 1982年11月 ISBN 4-8184-3014-5
  3. ^ 原 p.89
  4. ^ 原 p.88

参考文献

  • "Chorale", in The New Grove Dictionary of Music and Musicians, ed. Stanley Sadie. 20 vol. London, Macmillan Publishers Ltd., 1980. ISBN 1-56159-174-2
  • The New Harvard Dictionary of Music, ed. Don Randel. Cambridge, Massachusetts, Harvard University Press, 1986. ISBN 0-674-61525-5
  • 原恵 『賛美歌 - その歴史と背景』日本基督教団出版局 1980 ISBN 4-8184-2115-4
  • 『賛美歌・賛美歌第二編 ともにうたおう』賛美歌委員会編 日本基督教団出版局 1982年11月 ISBN 4-8184-3014-5
  • Virsikirja: Suomen Evankelis-Luterilaisen Kirkon; Kustannus-Osakeyhtio Kotimaa (1986), ISBN 978-9516217461

関連文献

  • トマス・ダニエル・「バッハとその時代のコラール書法」2013年で第3版が出版された。バッハ時代に完全準拠した教本。
  • シャルル・ケクラン・「パリ音楽院対位法科教授ガブリエル・フォーレの主題を伴った学校コラールの学習 - バッハ様式による」必ずしもバロック時代に準拠しているとは取れない声部進行があるので注意されたい。
  • 小鍛冶邦隆林達也山口博史共著・「バッハ様式によるコラール技法 課題集と60の範例付き」 可能な限りバロック時代に準拠しているが、パリ音楽院方式に近い。
  • Dionisi R.-Toffoletti M.-Dardo G., Studi sul Corale, Padova : Zanibon, 1969, 89 p. ; 27 cm. G 5068 Z コラールの発足経緯から現代コラールまで詳細に説明。
  • Johann Sebastian Bach und der Choralsatz des 17. und 18. Jahrhunderts; Georg Olms Verlag AG ドイツ・ロストック音大で採用されている教本。
  • Musik-Konzepte 87 J. S. Bach. Der Choralsatz als musikalisches Kunstwerk: Der Choralsatz als musikalisches Kunstwerk 教本ではなく研究書。

コラール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:33 UTC 版)

ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」の記事における「コラール」の解説

リーダー格の男性かつてはスワン執事だった。スワン王女影武者をしていたネリネとは互いに恋心抱いており、真相知った後もその想い変わらず両想いとなった

※この「コラール」の解説は、「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」の解説の一部です。
「コラール」を含む「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」の記事については、「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「コラール」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「コラール」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



コラールと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コラール」の関連用語

コラールのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コラールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2025実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
社団法人全日本ピアノ指導者協会社団法人全日本ピアノ指導者協会
Copyright 1996-2025 PianoTeachers' National Association of Japan
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのコラール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス (改訂履歴)、前奏曲、コラールとフーガ (改訂履歴)、高1ですが異世界で城主はじめました (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS