ネリネ





●南アフリカ原産のサルニエンシス種(N. saruniensis)を中心に交配された園芸品種群です。17世紀ごろからイギリスで育種が始まり、現在ではわが国でも行われています。高さは40~60センチになります。10月から11月ごろ、花茎の先の散形花序をつけ、10~20個の花を咲かせます。花披片は6個あり、花色はピンク色から濃赤色まであります。葉は紐状で根生し、晩春には枯れて休眠にはいります。日に当たるときらきらと輝くことから、別名で「ダイアモンドリリー」とも呼ばれます。
●ユリ科ネリネ属の多年草で、学名は Nerine saniensis cv.(品種群の総称)。英名は Nerine, Diamond lily。
ネリネ属
(ネリネ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/09 10:00 UTC 版)
ネリネ属 Nerine | ||||||||||||||||||
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ネリネの花
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Nerine Herb. |
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種 | ||||||||||||||||||
本文参照 |
ネリネ属 (英: Nerine) は、南アフリカ原産のヒガンバナ科(生物分類表に採用のクロンキスト体系ではユリ科)の属のひとつ。ネリネ属にはおよそ30種があり、栽培や交配などがなされており、現在では広く分布している。別名はダイヤモンドリリー。
概要
球根は直径3 - 5cm。冬の終わりから春にかけて紐の形をした長さ約20 cm、太さ約1cmの鋭い葉が2枚現れる。葉は晩春に枯れ、球根も晩夏に休眠状態に入る。
秋には長さ約30 cmの茎から2 - 12輪の直径約4cmの漏斗状の花が咲く。
全体的にアマリリスと比べ小さいが、特徴が良く似ている。似たような特徴を持つ植物としてリコリスが挙げられる。
脚注
関連項目
「ネリネ」の例文・使い方・用例・文例
- ネリネという植物
ネリネと同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- ネリネのページへのリンク