世界貿易機関とは? わかりやすく解説

せかい‐ぼうえききかん〔‐ボウエキキクワン〕【世界貿易機関】

読み方:せかいぼうえききかん

ダブリュー‐ティー‐オーWTO


世界貿易機関(せかいぼうえききかん)(WTO)


世界貿易機関(せかいぼうえききかん)(World Trade Organization)


WTO

読み方ダブリュ・ティー・オー
英文正式名World Trade Organization
日本名(略称):世界貿易機関

1995年1月1日、「世界貿易機関を設立するマラケシュ協定」により設立され国際機関WTO協定実施及び運用多角的貿易関係に関する加盟国間の交渉のための場の提供等を任務とする。

※この記事は「財務省」ホームページ内の「国際関係略語集」の2008年10月現在の情報を転載しております。

世界貿易機関

【英】:WTO, World Trade Organization

WTOは、自由貿易促進主な目的として作られ国際機関であり、本部はスイス・ジュネーブにある。関税および貿易に関する一般協定GATTウルグアイ・ラウンド合意に基づき1995年1月GATT解消発展させる形で発足したGATT協定Agreement)にとどまったのに対しWTO機関Organization)である点が根本的に違っている。GATT物品貿易に関するWTO基本的ルールブックとなっており、ウルグアイ・ラウンドではサービス貿易貿易に関する知的所有権紛争解決などに関して新たなルール作りだされた。
WTO国家間貿易についての世界的なルールを扱う唯一の国際機関であり、その主要機能は、貿易可能な限り円滑に予測可能に、そして自由に行われるのを確保することにある。そのため加盟国に対して、以下のような機能果たしている:貿易協定運用貿易交渉の場の提供、貿易紛争取扱い各国貿易政策監視技術支援訓練プログラム通じた開発途上国への貿易政策支援他の国機関との協力。これらの結果、より希望満ちた、平和で、予測可能な経済世界実現する期待されている。
WTOでの決定一般的に加盟国コンセンサスによりなされ、そして各加盟国国会で批准される。原加盟国地域77であったが、2008年2月現在で151国・地域加盟している。(清水利恭)

参考URLWTOホームページ http://www.wto.org/

世界貿易機関

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/31 04:52 UTC 版)

世界貿易機関(せかいぼうえききかん、: World Trade Organization、略称:WTO)とは、自由貿易促進を主たる目的として創設された国際機関である。常設事務局はスイスジュネーヴに置かれている。




「世界貿易機関」の続きの解説一覧

世界貿易機関

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/23 20:58 UTC 版)

ヘスス・セアデ」の記事における「世界貿易機関」の解説

第二次世界大戦後創設された最も重要な多国間機関であり、「人間の歴史上、世界貿易規制するための最大限努力」と位置付けられている新しい世界貿易機関事務局次席として、セアデ大使一連の重要な分野において直轄責任者となったその分野は資本ビジネス報道分野での政府当局との関係、貿易金融関係、またブレトン・ウッズ機構国連機関との関係、一方で開発トレーニング人事管理にも及ぶ。彼はWTO代表して世界銀行やIMFとも意欲的な協力協定交渉臨んだ

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世界貿易機関

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スパチャイ・パニチャパック」の記事における「世界貿易機関」の解説

1999年9月世界貿易機関の事務局長選出に至らなかった際に、マイク・ムーアともに世界貿易機関の事務局長任期分け合うことで選出され6年任期後半務めた。彼は2002年9月1日就任した

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世界貿易機関

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スパチャイ・パニチャパック」の記事における「世界貿易機関」の解説

2005年3月には、WTOでの任期後に就任するとして国際連合貿易開発会議 (UNCTAD) の事務局長任命された。2009年9月には2期目4年任期として再任された。UNCTAD改革活性化に向け、改革開始監視する賢人会議設置した

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