カンクン【Cancún】
カンクン【カンクン】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8512号 |
登録年月日 | 2000年 11月 7日 | |
農林水産植物の種類 | アルストロメリア | |
登録品種の名称及びその読み | カンクン よみ:カンクン |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2000年 11月 7日 | |
品種登録者の名称 | アントニウス マリア クンスト | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1423 CV アウトホールン エルベ 15 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | アントニウス マリア クンスト | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり,花は側方外花被は鮮橙黄色,側方内花被は鮮黄橙色で,全体に暗赤色の条線が入る切花向きの品種である。草丈及び茎の太さは中,色は緑である。葉の全形は被針形,長さ及び幅は中,表面の色は濃緑,光沢は中である。開花の方向は咲上がる,散形花序の分枝数,花柄長及び1分枝当たりの花数は中である。花の縦径及び横径及は中,花被片の展開度は大,側方及び中央外花被の全形は倒卵形,内面の花色の模様はⅠ型,色は鮮橙黄(JHS カラーチャート2205),条線は無である。側方内花被の全形は倒被針形,内面の花色の模様はⅠ型,色は鮮黄橙(同1906),条線は有,数は中,大きAゾーンの色さは大,分布は全体,色は暗赤(同0410)である。中央内花被の全形は長倒卵形,内面の花色の模様はⅠ型,色は鮮橙黄(同2205),条線は有,数は少,大きさは中,分布は中央部,色は暗赤(同0410)である。花糸の主な色は黄,葯に対する柱頭の位置は葯より下位,花柱の主な色は紫である。開花習性は二季咲以上,開花の早晩は中である。「ラパズ」と比較して,外花被内面のAゾーンの色が鮮橙黄であること等で,「サユジェノ」と比較して,外花被及び内花被内面のAゾーンの色が鮮橙黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1991年に育成者の温室(オランダ王国)において,育成者所有の育成系統どうしを交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1995年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「ブラジル」であった。 |
カンクン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/13 06:27 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2023年11月)
|
カンクン Cancún |
|||||
---|---|---|---|---|---|
![]() |
|||||
|
|||||
位置 | |||||
![]() キンタナ・ロー州内でのカンクンの位置 |
|||||
位置 | |||||
座標 : 北緯21度09分38秒 西経86度50分51秒 / 北緯21.16056度 西経86.84750度 | |||||
歴史 | |||||
設立 | 1970年4月20日 | ||||
行政 | |||||
国 | ![]() |
||||
州 | キンタナ・ロー州 | ||||
市 | カンクン | ||||
人口 | |||||
人口 | (2020年現在) | ||||
市域 | 888,797人 | ||||
その他 | |||||
等時帯 | 東部標準時 (UTC-5) | ||||
市外局番 | 998 | ||||
公式ウェブサイト : http://www.cancun.gob.mx |
カンクン (Cancún) は、メキシコ合衆国の南東部、カリブ海沿岸のキンタナ・ロー州にある都市の名前。マヤ語で"カン"は蛇、"クン"は巣、すなわち蛇の巣という意味である。メキシコを代表するリゾート地の一つで、海沿いにはリゾートホテルが濫立する。カンクンから南の海岸沿いにもリビエラ・マヤと呼ばれるリゾート地が続いている。
概要

メキシコ南東部のカリブ海沿岸、ユカタン半島の先端に位置する観光都市で、メキシコ最東端部に位置している。1970年の時点では人口100人ほどの小さな町であったが[1]、1970年代にメキシコ政府の先導でリゾート地として開発された。現在は人口100万人に達し、年間で300万人を超える観光客が訪れる、世界的に知名度が高いリゾート地となった[1]。近くに世界遺産のチチェン・イッツァや、リゾート地のシカレ、シェルハ、遺跡のトゥルムなどがあり、これらの遺跡とセットでカンクンに来る人も多い。
市街地は珊瑚礁の周りのホテルゾーンとダウンタウンに分かれており、ホテルゾーンの周りには100軒を超える高級リゾートホテルや豪華な別荘が立ち並んでいる。経済発展を遂げた一方で、ホテルなどからの下水による水質汚染が生態系に影響を及ぼしており、深刻な問題となっている[1]。
遺跡

また、ダイビングやクルージング、カリブ海をクルーズする大型客船の拠点として有名なだけでなく、近くにトゥルム遺跡など、数多くのマヤ文明後古典期の遺跡があることから、それらの遺跡研究・見学の拠点地としても重宝されている。
歴史
元は "Ekab" (黒い土地)の名で知られていた。コンキスタドールのベルナル・ディアス・デル・カスティリョによると、スペイン人が到着した時、現在のキンタナ・ロー州北部のこの地域にはマヤ語を話す多くの人々が暮らしていた。征服から年月が経ち、多くの住民は海賊の襲撃や疫病、飢饉などで死亡したり他の場所に移住してしまい、わずかな居住地のイスラ・ムヘーレス (スペイン語: Isla Mujeres, ムヘーレス島、女の島)とコスメル (マヤ語: Cozumel, 燕の島) が残った。
1967年よりカンクンは、メキシコ中央銀行 (Banco de México) によって、観光地開発による外貨獲得の可能性の調査が行われた。カンクンは当初コンピュータによって選別され、その後の銀行の調査員により拡大調査が行われた後に、実際に開発地として選定された。メキシコ銀行は、初期のインフラストラクチャー整備のために、米州開発銀行 (Inter-American Development Bank) より2700万$の融資を受けた。こうして1970年1月23日にリゾート開発が開始された。

2005年、ハリケーン・ウィルマが直撃し、空港・道路が水没、ホテルの窓ガラスが割れるなどの被害が出た。そのため、ハイ・シーズンの秋にはほとんどのホテルが閉鎖を余儀なくされ、経済的打撃も大きい。
交通
首都のメキシコシティから空路でカンクン国際空港まで約2時間半。日本からの直行便はなく、メキシコシティ、もしくはアメリカのロサンゼルスやダラス、ヒューストンなどで乗り換えていくのが一般的である。2023年12月、マヤ鉄道の北回り路線のカンクン国際空港とカンペチェを結ぶ部分が開通した。[2][3]
政治
カンクン市はベニート・フアレス基礎自治体の一部である。
2003年9月10日、WTO第5回閣僚会議が、カンクンにおいて、ビセンテ・フォックス・ケサーダ・メキシコ大統領の臨席を得て開幕された[4]。
スポーツ
プリメーラ・ディビシオンでプレーし、メキシコサッカーのトップレベルのアトランテFCがかつて本拠地を置いていた。リーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル(LMB)のタイガース・デ・キンタナ・ローが本拠を置いている。
観光
多くの観光客が訪れ、メキシコ国内の観光収入の4分の1を生み出している[1]。
姉妹都市
脚注
- ^ a b c d 小黒剛成「激変する地球 宇宙からとらえた地上の変化」『Newton』第43巻第11号、ニュートンプレス、2023年11月7日、105頁、JAN 4910070471135。
- ^ マヤ鉄道のオフィシャルサイト (スペイン語)
- ^ 「マヤ鉄道」(Tren Maya)、一部運行開始(TravelVision、2023年)
- ^ 日本外務省 外交政策 経済 WTOカンクン閣僚会議
- ^ “米国初の海底美術館がオープン、なぜ海底なのか?”. ナショナル ジオグラフィック日本版 (2018年6月7日). 2018年9月16日閲覧。
関連項目
外部リンク
固有名詞の分類
- カンクンのページへのリンク