切花
- 娼妓の花代のことにて午前六時より正午までとか、午後一時より同六時までとか、すべて半日を云ふのである。〔花柳語〕
- 半日の娼妓の花代のこと。〔花柳界〕
- 娼妓の花代のことにて午前六時より正午までとか、午後一時より同六時までとか。すべて日(※「半日」か)を云ふのである。
- 〔俗〕娼妓の花代のことであるが、午前六時より正午までとか、午後一時より午後六時までとか、すべて半日の花代を云ふ。
- 娼妓の半日の花代をいふ。
- 花柳界用語で、半日の娼妓の花代のこと。
- 〔花〕女郎の花代の一種で、半日の花代のこと、朝六時から十二時までとか、午後一時から夕六時までとかに分ける。
- 娼妓の花代のことで、午前六時から正午までとか、午後一時から六時までとか、すべて半日をいうのである。〔花柳界〕
- 娼妓の半端の花代。「花」は玉代でこれを値切るところから。〔花〕
切り花
(切花 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 10:03 UTC 版)
切り花(きりばな、切花とも表記)は、咲き始めやつぼみの状態にある植物の花を、枝・茎または葉をつけて切り取ったもの。姿を整えて水を張った花器(花瓶など)に挿し、玄関や居室に飾り、あるいは仏壇や墓前に供えられる。またはそのために用いられる花のことである。
形態
切り花は観賞植物の形態の一つで、切り花は一年草や二年草の切り花、宿根草の切り花(キク、カーネーション、カスミソウなど)、球根植物の切り花(チューリップ、ユリ、グラジオラスなど)、枝物(ユキヤナギなど)、葉物、ランに分類される[1]。鑑賞植物にはキンギョソウのように切り花、花壇苗、鉢物など様々な形態で利用される種もある[2]。なお、英語では切り花のことを“cutting”というが、この単語は「挿し芽・挿し木」の意味にも使われる。
利用
花束(ブーケ)として贈り物や結婚式などにも用いられる。また美しい葉だけの植物を切って飾る切り葉や、センリョウやヤブコウジなど小さな実のついたものを切って使うこともある。
日本では昔から仏前に花を供える風習があり、さらに中世より日本独自の文化である華道(生け花)が盛んになったため、日本人にとって切り花は身近な存在であったが、欧米ではあまりそうした習慣がなく、フラワー・アレンジメントは日本の切り花からヒントを得たものといわれている。現在ではイギリスやアメリカなどでも切り花を飾る家庭が増えてきているが、アスターやケイトウなど日本の園芸品種の人気が高い。
なお、仏壇や墓地に供える花のことを仏花(ぶっか)ということもある。
脚注
関連項目
- 観葉植物
- プリザーブドフラワー
- フローリストリー
- アミノオキシ酢酸、亜酸化窒素
- Florists' Transworld Delivery
- フラワーアレンジメントの歴史
- Dutch flower bucket
「切花」の例文・使い方・用例・文例
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