ユリとは? わかりやすく解説

ゆり

[格助]上代語名詞活用語連体形に付く。動作作用起点を表す。…から。→ゆ →よ →より

「かしこきや命(みこと)被(かがふ)り明日—や(かえ)が共(むた)(=カヤトトモニ)寝む妹(いむ)なしにして」〈四三二一


ゆり【後】

読み方:ゆり

後刻後日

「我妹子(わぎもこ)が家の垣内(かきつ)のさ百合花—と言へるは否と言ふに似る」〈万・一五〇三〉


ゆり【揺り】

読み方:ゆり

ゆれること。また、ゆらすこと。ゆれ。

巫女(みこ)が死霊口寄せをするとき、弓で打ち鳴らす具。

邦楽で、声または楽器の音をゆらすこと。また、その技法前者では声明(しょうみょう)・謡曲浄瑠璃など、後者では篳篥(ひちりき)・笛・尺八などにみられる


ゆり【百合】

読み方:ゆり

ユリ科ユリ属多年草総称温帯中心に分布し、カノコユリ・オニユリ・ヤマユリ・テッポウユリ・スカシユリなど、園芸用栽培されるものも多い。鱗茎(りんけい)が食用になるものもある。線形などで平行脈が走る。夏、白・黄・橙色などの大形の6弁花を開く。リリー。《 夏》「隠れ家ものものしさよ—の花/子規

ユリ科分類される単子葉植物総称世界中に約650種が分布。主に草本で、球茎をもつ。花被内外3枚ずつあり、いわゆる(がく)はない。ユリ属のほかカタクリ・チューリップ・アマナなどの属も含まれる

襲(かさね)の色目の名。表は赤、裏は朽葉(くちば)色。夏に用いる。


百合


由利

読み方:ユリ(yuri

ユリ科ユリ属多年草総称


由理

読み方:ユリ(yuri

ユリ科ユリ属多年草総称


百合

読み方:ユリ(yuri), ユル(yuru)

ユリ科ユリ属多年草総称


ユリ

名前 UriYuri; Ure; Yu-ri

百合

読み方:ユリ(yuri

披針形の笹に似たをつけて直立し初夏ころから、一一花または数花の美しい花をつける

季節

分類 植物


百合

読み方:ユリ(yuri

作者 芥川竜之介

初出 大正11年

ジャンル 小説


百合

読み方:ユリ(yuri

作者 川端康成

初出 昭和2年

ジャンル 小説


由利

読み方:ユリ(yuri

所在 新潟県三条市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ユリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/02 00:37 UTC 版)

ユリ(百合)は、ユリ目ユリ科のうち主としてユリ属(学名:Lilium)の多年草の総称である。属名の Liliumラテン語でユリの意。和名の由来は、茎が高く風に揺れる様子から「揺り」であるとされる[1]。古名はサイ(佐葦)といい、『古事記』(8世紀初頭)にも記載が見られる[1]


  1. ^ a b 吉村衞 2007, p. 123.
  2. ^ Yahoo!百科事典 ユリ(ゆり)
  3. ^ a b c 吉村衞 2007, p. 122.
  4. ^ いまにし ひでお (編集), ふかつ しんや (イラスト)『ユリの絵本 (そだててあそぼう)』農山漁村文化協会、2009年3月30日、14頁。ISBN 9784540082160 
  5. ^ 文部科学省 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)
  6. ^ 厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2015年版)
  7. ^ たとえば夏目漱石の「それから」(1909年)には「代助は、百合の花を眺めながら、部屋を掩(おお)ふ強い香の中に、残りなく自己を放擲(ほうてき)した。」(14章7節)とある。
  8. ^ 別冊趣味の山野草 ゆりを楽しむ p.14 竹田義監修 栃の葉書房刊 2007年 ISBN 978-4-88616-186-4
  9. ^ 別冊趣味の山野草 ゆりを楽しむ p.120 竹田義監修 栃の葉書房刊 2007年 ISBN 978-4-88616-186-4



ユリ(ユリ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 16:55 UTC 版)

はじめてのあく」の記事における「ユリ(ユリ)」の解説

倉田恋人故人気さくな性格関西弁

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