内国民待遇とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 社会 > コミュニケーション > 待遇 > 内国民待遇の意味・解説 

内国民待遇

読み方:ないこくみんたいぐう
別名:内国民待遇原則
英語:National Treatment

ある国家自国国民企業など与え待遇と同じ待遇外国企業個人などにも認めること。具体的には、自由貿易体制下において、外国から輸入される産品などに国内のものと同じ待遇与えることを指す場合が多い。

内国民待遇はWTO協定基本原則一つであり、自由貿易をより円滑にし、外国産品不当な不利益被らないようにする効果期待されている。またWTO協定以外にも、知財貿易側面に関する協定であるTRIPS協定などにも、自国の各アクター商品与えられる待遇と同じ待遇諸外国にも与える内国民待遇の考え盛り込まれている。

輸入品に対して関税かけられることが一般的だが、内国民待遇では関税以外の隠され貿易障壁撤廃することが期待されている。

ないこくみん‐たいぐう【内国民待遇】

読み方:ないこくみんたいぐう

裁判税金契約や団体への参加事業活動などに関して相手国の国民自国民と同等に待遇すること。


内国民待遇

著作権又は著作隣接権関係条約に関する保護原則一つで、自国民に与えている保護同等又はそれ以上保護条約加盟国国民著作物与えということ内容としています。なお、著作権関係条約の内国民待遇は、国内法規定している権利条約規定していなくても外国人与えるという内容ですが、著作隣接権関係条約では、条約規定する権利についてのみ内国民待遇を与えるという内容であり、内国民待遇の意味が少し違います

内国民待遇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/04 04:20 UTC 版)

内国民待遇(ないこくみんたいぐう、英語: National Treatment)とは、自国民と同様の権利を相手国の国民や企業に対しても保障すること。




「内国民待遇」の続きの解説一覧

内国民待遇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 15:11 UTC 版)

文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約」の記事における「内国民待遇」の解説

英語: Principle of national treatment呼ばれる条約加盟国は、他の加盟国著作物国内著作物同等上の権利保護与える(5条 (1) など)。外国人権利につき内国人権利異な定めをすることがあるが(外人法、外国人法)、加盟国著作物については同等に扱われることになる。ただし、著作権の保護期間については相互主義許容されており、同盟国は、著作物本国 (英語: country of origin) において定められる保護期間超えて保護しなくてもよい(7条 (8))。

※この「内国民待遇」の解説は、「文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約」の解説の一部です。
「内国民待遇」を含む「文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約」の記事については、「文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「内国民待遇」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



内国民待遇と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「内国民待遇」の関連用語

内国民待遇のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



内国民待遇のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
新語時事用語辞典新語時事用語辞典
Copyright © 2024 新語時事用語辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
www.sekidou.comwww.sekidou.com
© 1996-2024 Sekidou Kousuke.
文化庁文化庁
Copyright © 2024 The Agency for Cultural Affairs. All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの内国民待遇 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS