権利について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 23:02 UTC 版)
「クラッシュ・バンディクーシリーズ」の記事における「権利について」の解説
初代PSシリーズ作品の主な権利は2012年現在もソニーがもっている。このため、ゲームアーカイブスなどには影響しないとされていたが、PSVita版のゲームアーカイブスは2015年11月に配信停止となった(PSP、PS3版は継続)。また、キャラクターやグッズに関する権利はすべてユニバーサルを経由してアクティビジョンに移行された。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、2012年4月までシエラ・エンターテインメントおよびアクティビジョンからキャラクター権利を借りていたが、2018年10月1日に株式会社ユー・エス・ジェイから合同会社ユー・エス・ジェイへ社名を変更したことに伴い、キャラクター権利を失った。小学館はソニーを経由してコミカライズの権利を獲得していたが、ソニーの権利譲渡に伴い、権利を失った。また、初代PSシリーズ作品で小学館及び小学館集英社プロダクションとの取引関係は続き、小学館『コロコロコミック』とタイアップされたゲームソフト・玩具に関連したアニメーション作品を多数制作していたXEBECが権利を持っていたが、2019年6月1日付でProduction I.Gに吸収合併され、法人としてのXEBECは解散し、同年8月8日にXEBECの法人格を消滅したことに伴い、権利を失った。NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンとスタジオカナルは初代PSシリーズ作品とユニバーサル作品の権利を持っていたが、2017年以降は、スタジオカナルの旧作を中心に株式会社KADOKAWA 角川書店(現・株式会社KADOKAWA)なども発売・販売をしており、2022年1月にスタジオカナルはユニバーサルとのグローバル販売権を終了したため、権利を失った。 ノーティードッグは公式フォーラムにて、「皆さんが我々にシリーズの継続を希望しているのは理解していますが、現在はアクティビジョンがフランチャイズの権利を持っているのでそれは不可能です」とコメントしている。また、シリーズの生みの親の一人アンディ・ギャビンは「クラッシュは我々にとっての息子のようなものであり、道のようなもの。HD化は我々も期待していますが現状では不可能です。しかしファンの皆さんが願えば不可能なことなどないでしょう」と自身のブログのコメント欄で2012年付でコメントしている。
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