水泡とは? わかりやすく解説

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すい‐ほう〔‐ハウ〕【水泡】

読み方:すいほう

水のあわ。みなわ。

水のあわが消えやすいところから、はかないこと、むだになることのたとえ。


み‐つぼ【泡】

読み方:みつぼ

《「(み)粒(つぶ)」の意》水滴水のあわ。

「—なす仮れる身そとは知れれどもなほし願ひ千年の命を」〈四四七〇〉


み‐な‐わ【泡/×沫】

読み方:みなわ

《「みなあわ」の音変化。「な」は「の」の意の格助詞水のあわ。はかないことのたとえにもいう。

「—なすもろき命も𣑥縄(たくなは)の千尋にもがと願ひ暮しつ」〈・九〇二〉


水泡

読み方:スイホウ(suihou), ミナワ(minawa)

水のあわ


水泡(みずあわ)

泡なし酵母除いて、普通の酵母場合には、糖化発酵が進むにつれて泡の状態がいろいろに変化する
留め仕込後2~3日経つと、醪の表面数本の泡の筋が現れる。これを筋泡すじあわ)という。さらに1~2日経つと、白くて軽い泡が前面広がる。これを水泡(みずあわ)という。水泡をすぎると、泡は次第高くなって岩のようなになってくる。これを岩泡いわあわ)という。岩泡からさらに泡が高くなった状態を高泡たかあわ)という。高泡次第低くなる時期落泡おちあわ)という。泡が落ちるとシャボン玉のような泡が残り、これを玉泡たまあわ)という。玉泡消えて醪の表面現れた状態を地(じ)という。地の状貌には種々あり、醪の表面に何も浮かんでいないときは坊主(ぼうず)、薄い皮が浮かんでいるときはチリメン泡あるいは薄皮うすかわ)、米粒厚く浮かんでいるときは厚蓋あつぶた)、飯蓋めしぶた)などという。

(水泡 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/03 15:06 UTC 版)

(あわ、あぶく、: foambubble)は、気体を分散相とし、液体(あるいは固体)を連続相とする性状の物体[1]。液体もしくは固体の中に空気などの気体を含んだものである。泡の典型例にシャボン玉ビールの泡がある[2]


  1. ^ a b 田村隆光「起泡と消泡の試験法」『油化学』第42巻第10号、日本油化学会、1993年、737-745頁。 
  2. ^ a b c d e f g h i j 小山内州一「泡の化学」『オレオサイエンス』第1巻第8号、日本油化学会、2001年、737-745頁。 
  3. ^ a b c d e f g h 青木健二「泡の安定化と消泡機構に関する考察」『塗料の研究』第156号、関西ペイント、2014年、27-35頁。 
  4. ^ a b c 阿久津兼二「起泡剤(アルミニウム粉末を含む)」『コンクリートジャーナル』第8巻第3号、日本コンクリート工学会、1970年、40-44頁。 
  5. ^ Morgan 2008
  6. ^ Kooistra, Deshpande & Wadley 2004; Queheillalt & Wadley 2005;
  7. ^ Courtney 2005
  8. ^ 浅野康一『物質移動の基礎と応用』丸善、2004年、137頁。ISBN 4-621-07356-7 
  9. ^ 【動画】アラスカの湖からメタンの泡の悪循環「今は北極の冷蔵庫が開きっぱなし」と研究者ナショナルジオグラフィック日本版サイト(2016年9月5日)2018年5月13日閲覧。
  10. ^ イエローストーン国立公園の「Mudpots」アメリカ合衆国内務省ナショナルパーク・サービス(2018年5月13日閲覧)。
  11. ^ 「マグマの複雑な泡の構造が火山の爆発的噴火を促すことを解明」東北大学(2017年12月4日)2018年5月13日閲覧。
  12. ^ a b c 「マイクロ・ナノバブル水-微細な泡で植物を活性化 農業現場に浸透」『日本農業新聞』2020年1月13日(18面)
  13. ^ 【サイエンスview】小さな泡の大きな力■国際規格「0.1ミリ未満」■鮮度保持や汚れ洗浄『読売新聞』朝刊2018年4月29日(くらしサイエンス面)。
  14. ^ 一般社団法人 日本マイクロ・ナノバブル学会(2020年2月4日閲覧)



「水泡」の例文・使い方・用例・文例

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