エアロゲルとは? わかりやすく解説

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エアロゲル【aerogel】

読み方:えあろげる

ゲル含まれる溶媒超臨界状態のまま乾燥させ、微細な骨格構造のみを残したもの二酸化ケイ素骨格とするシリカエアロゲル場合90パーセント以上が空気であり、最も軽い固体として知られる半透明で、すぐれた断熱性を示す。


エアロゲル

別名:フローズンスモーク
【英】Aerogel

エアロゲルとは、水分ガス置換しゲル状生成した物質のことである。1931年Steven Kistlerによって発明された。

エアロゲルは体積の9割以上において空気含んでおり、フローズンスモーク凍った煙)の異名を持つ。その名のとおりきわめて軽くまた、高い断熱性持っている。エアロゲルは触媒吸着剤などとして使用されており、様々な用途への応用研究されている。

エアロゲルは、シリカアルミナクロームなどを主成分として生成される中でもシリカ珪素)を主成分とするシリカエアロゲルは最も一般的なエアロゲルとして知られる


参照リンク
シリカエアロゲルの構造・物性の制御 - (産業技術総合研究所

エアロゲル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/14 17:29 UTC 版)

エアロゲル: aerogel)は、ゲル中に含まれる溶媒超臨界乾燥により気体置換した多孔性の物質である。


  1. ^ S. S. Kistler, Nature 1931, 127, 741.
  2. ^ R. W. Pekala, Journal of Materials Science 1989, 24 (9), 3221.
  3. ^ H. Yokogawa, M. Yokoyama, Journal of Non-Crystalline Solids 1995, 186, 23.
  4. ^ K. Kanamori, M. Aizawa, K. Nakanishi, T. Hanada, Advanced Materials 2007, 19, 1589.
  5. ^ M. A. B. Meador, E. F. Fabrizio, F. Ilhan, A. Dass, G. Zhang, P. Vassilaras, J. C. Johnston, N. Leventis, Chemistry of Materials 2005, 17 (5), 1085.


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