メタマテリアルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > メタマテリアルの意味・解説 

メタ‐マテリアル【meta-material】

読み方:めたまてりある

人為的に性質変化させた物質。特に、光などの電磁波に対して負の屈折率をもつなど、自然界見られる物質とは異な振る舞いを示す物質を指す。電磁メタマテリアルメタ物質。→メタ原子メタサーフェス


メタマテリアル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/23 04:55 UTC 版)

メタマテリアル: meta-material)とは、自然界の物質には無い振る舞いをする人工物質のことである。 を含む電磁波といった性質に対して、自然界の物質には無い所望の特性を持たせることについていう場合が多いが空がなく渡川動]]・や熱(伝熱)やなどの性質を対象にすることについて言う場合もあるかもしれない。


  1. ^ テラヘルツ領域のメタマテリアル”. テラヘルツテクノロジーフォーラム. 2017年5月23日閲覧。
  2. ^ 理研ニュース 2009年4月号「メタマテリアルで光の常識を打ち破る」
  3. ^ [1]
  4. ^ 日経BP Tech-On 旬な材料 左手系メタマテリアル
  5. ^ a b 野澤哲也著 『媒質を人工的に設計 「単位素子」が特性を左右』 日経エレクトロニクス 2008年11月17日号 128-134頁
  6. ^ Engadget japanese 米軍、メタマテリアルを利用した「非対称透過シールド」の開発に着手


「メタマテリアル」の続きの解説一覧

メタマテリアル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/16 07:25 UTC 版)

ミー散乱」の記事における「メタマテリアル」の解説

ミー散乱理論はメタマテリアルの設計使用されている。この種のメタマテリアルは、通常、低誘電率構造体周期的またはランダムに埋め込まれ金属または非金属介在物三次元複合材料からなる。 この場合、負の誘電率もしくは透磁率は、介在物共鳴ミー散乱時に現れるように設計される。 負の実効誘電率電気双極子散乱係数共鳴時に、負の実効透磁率磁気双極子散乱係数共鳴時に合わせて設計されDNG誘電率透磁率ともに負の)媒質はこの両方合わせて設計される粒子通常、以下の組み合わせ有する比誘電率透磁率の値が1よりも大きく近接している1組磁性体誘電体粒子 等し誘電率有する異なサイズ有する2つ異な誘電体粒子 大きさは同じであるが誘電率異な2つ異な誘電体粒子 理論的には、ミー散乱理論によって分析される粒子一般に球形であるが、実際には、粒子通常、製作を容易にするために立方体または円柱として作製される格子定数動作波長よりもはるかに小さいという形で述べることができる均質化基準満たすためには、誘電体粒子比誘電率は1よりはるかに大きくなければならない。負の有効誘電率、たとえば負の誘電率もしくは透磁率)を達成するためには比誘電率もしくは透磁率)は εr > 78(38) でなければならない

※この「メタマテリアル」の解説は、「ミー散乱」の解説の一部です。
「メタマテリアル」を含む「ミー散乱」の記事については、「ミー散乱」の概要を参照ください。


メタマテリアル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/25 04:43 UTC 版)

ナノフォトニクス」の記事における「メタマテリアル」の解説

メタマテリアルは、自然界には見られない特性を持つように設計され人工物質である。これらは波長よりはるかに小さ構造アレイ作製することにより実現される構造サイズ小さい(ナノサイズ)ことが重要である。そうすることで光は個々構造から散乱することなくあたかも均一な連続媒質形成しているかのように相互作用する。

※この「メタマテリアル」の解説は、「ナノフォトニクス」の解説の一部です。
「メタマテリアル」を含む「ナノフォトニクス」の記事については、「ナノフォトニクス」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「メタマテリアル」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「メタマテリアル」の関連用語

メタマテリアルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



メタマテリアルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのメタマテリアル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのミー散乱 (改訂履歴)、ナノフォトニクス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS