メタ認知とは? わかりやすく解説

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メタ‐にんち【メタ認知】

読み方:めたにんち

metaは、より高次の、の意》認知心理学の用語。自分行動考え方性格など別の立場から見て認識する活動をいう。


メタ認知

「メタ認知」とは、認知心理学の用語で、自分の考えについて考えること、認知対す認知のことです。メタ認知の“メタ”とは「高次の」という意味で、自分自身認知活動知覚記憶学習言語思考など)を、より高い視点から、あたかも第三者のように客観視して、これらを理解したり、振り返ったり、ときにはコントロールすることを意味します近年は、マネジメント人材開発領域でも、「メタ認知」の概念注目されています。

メタ認知

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/28 05:40 UTC 版)

メタ認知(メタにんち、英:Metacognition)とは、「メタ(高次の)」という言葉が指すように、自己の認知のあり方に対して、それをさらに認知することである。メタ認知という概念の定義やその活動は分野によって様々であるが、心理療法認知カウンセリングをはじめ、ものごとや経験に対して正しい理解を行えているかなど、自分の認知行動を正しく知る上で必要な思考のありかたを指すことが一般的である。


  1. ^ a b c d Meta ninchi : Gakushuryoku o sasaeru koji ninchi kino.. Sannomiya, machiko., 三宮, 真智子(1953-). 北大路書房. (2008). ISBN 9784762826221. OCLC 1022201327. https://www.worldcat.org/oclc/1022201327 
  2. ^ Gakushu kagaku handobukku. 1.. Sawyer, Robert Keith., Mori, Toshiaki, 1949-, Akita, Kiyomi, 1957-, Ooshima, Jun, 1963-, Mochizuki, Toshio., Masukawa, Hiroyuki.. Kitaojishobo. (2018.6). ISBN 9784762830259. OCLC 1050211634. https://www.worldcat.org/oclc/1050211634 
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  4. ^ 平嶋, 宗; Tsukasa, Hirashima (2006-1). “メタ認知の活性化支援(「学習支援の新たな潮流-学習科学と工学の相互作用-」)”. 人工知能学会誌 = Journal of Japanese Society for Artificial Intelligence 21 (1): 58–64. ISSN 0912-8085. https://ci.nii.ac.jp/naid/110002975619/. 
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  6. ^ KAKETA, Koichi; MIYAZAKI, Takuya; YOSHINO, Iwao; ASAMURA, Akihiko (2007-8). “A Pilot Study for Development of Metacognition Scale”. Journal of Hokkaido University of Education. Education 58 (1): 279–293. https://ci.nii.ac.jp/naid/110006346077/. 


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メタ認知

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 09:56 UTC 版)

科学教育」の記事における「メタ認知」の解説

自らの思考学習について思考することは学習者ためになる学習者自分何を知っていて何を知らないということや、自分自身考え方や、自ら導いた結論自己評価する方法を学ばなければならない

※この「メタ認知」の解説は、「科学教育」の解説の一部です。
「メタ認知」を含む「科学教育」の記事については、「科学教育」の概要を参照ください。

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