根本的な帰属の誤り
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根本的な帰属の誤り(こんぽんてきなきぞくのあやまり、英: Fundamental attribution error)は、個人の行動を説明するにおいて、当人の気質や個性を過重視し、当人が置かれていた状況を軽視する傾向を言う。帰属バイアスの一種である。基本的帰属錯誤[1]、基本的な帰属の錯誤[2]、基本的な帰属のエラー[3]、対応バイアス(たいおうバイアス、英: Correspondence bias)ともいう。
- ^ 山本寛、組織従業員のキャリア・プラトー現象と昇進の原因帰属 原因帰属理論の観点から 『経営行動科学』 2002年 16巻 1号 p.1-14, doi:10.5651/jaas.16.1
- ^ 外山みどり、社会的認知における潜在的プロセス(第2回フォーラム,潜在的認知プロセス,1994年度日本基礎心理学会フォーラム発表要旨) 『基礎心理学研究』 1995年 13巻 2号 p.109-110, doi:10.14947/psychono.KJ00004413277
- ^ 社会心理学キーワード
- 1 根本的な帰属の誤りとは
- 2 根本的な帰属の誤りの概要
- 3 初期の研究:ジョーンズとハリス (1967)
- 4 参考文献
- 5 関連項目
根本的な帰属の誤り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 03:58 UTC 版)
状況の影響を過小評価し、個人特性を過大評価して人間の行動を説明する傾向。
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根本的な帰属の誤り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 17:16 UTC 版)
状況を見ずに、個人の気質などを重視する帰属バイアス。結果や状況などの事実を無視して、人種差別や女性差別などのステレオタイプに置き換えられる。被害者と加害者が知り合いである場合には、強盗の被害者よりも強姦の被害者のほうが非難されやすいという傾向がある。
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根本的な帰属の誤り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 23:45 UTC 版)
詳細は「根本的な帰属の誤り」を参照 根本的な帰属の誤りとは、他人の行動を解釈しようとする際の偏見を指す。このエラーは他人の行動について帰属を評価する際に、状況要因による影響評価を最小化し、一方で気質要因の影響評価を必要以上に最大化するものである。たとえば、ある人が会議に行く途中で同僚が誰かにぶつかるのを見た場合、この行動について「同僚は会議に遅れている」と言うよりも、「あわてんぼうな同僚が注意力散漫になって人にぶつかった」と解釈する可能性が高くなる。
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