比誘電率とは? わかりやすく解説

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ひ‐ゆうでんりつ〔‐イウデンリツ〕【比誘電率】

読み方:ひゆうでんりつ

物質誘電率真空誘電率の比。単位系によらず一定値となる。


比誘電率

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/14 07:10 UTC 版)

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比誘電率
relative permittivity
量記号 εr
次元 無次元量
種類 スカラー
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比誘電率(ひゆうでんりつ、英語: relative permittivity)とは媒質誘電率真空の誘電率の比 のことである。比誘電率は無次元量であり、用いる単位系によらず、一定の値をとる。

主な物質の比誘電率

主な物質の比誘電率を以下に記す。

物質名 比誘電率 備考(温度依存性、周波数依存性)
チタン酸バリウム 約5,000
ロッシェル塩 約4,000
シアン化水素 118.8 18℃
80.4 20℃(温度によって大きく変化する)
アルコール 16~31
ダイヤモンド 5.68 20℃、500~3000Hz
ガラス 5.4~9.9
アルミナ (Al2O3) 8.5
木材 2.5~7.7
雲母 7.0 常温
ガラスエポキシ基板 FR4 4.0~4.8
イオウ 3.6~4.2
石英 (SiO2) 3.8
ゴム 2.0~3.5
アスファルト 2.7
2.0~2.6
パラフィン 2.1~2.5
空気 1.00059

関連項目


比誘電率

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 17:39 UTC 版)

誘電率」の記事における「比誘電率」の解説

誘電率電気定数無次元化した κ = ε / ε 0 {\displaystyle \kappa =\varepsilon /\varepsilon _{0}} は比誘電率と呼ばれる

※この「比誘電率」の解説は、「誘電率」の解説の一部です。
「比誘電率」を含む「誘電率」の記事については、「誘電率」の概要を参照ください。

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