断熱材
熱絶縁材ともいい、熱の伝達をさえぎる目的で使用される材料のことをいう。その目的別で保温材、保冷材、耐火断熱材といわれており、対流、伝導、輻射熱伝達の3要素に対処してさまざまな材料が使用されている。鋳物溶解用キューポラ、熱処理炉、焼結合金の焼結炉などの高温環境では、耐火煉瓦などの耐火断熱材が使用されている。治具ボーラーなどによる精密加工や、精密3次元測定機などでの精密測定は、精度確保のため恒温室内でなされることが一般的で、室温の安定化には壁面や天井への断熱材施工が欠かせない。自動車においても、エンジンルームの熱がパッセンジャールームへ伝わるのを防ぐためや、ルーフからの熱の放出、あるいは侵入を防ぐため、断熱材が遮音材も兼ねて多用されている。
断熱材
断熱材(だんねつざい)
断熱材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 01:28 UTC 版)
断熱材(だんねつざい)とは、物理・化学的物性により熱移動・熱伝達(どちらも)を減少させるものの総称。熱絶縁材とも呼ぶ。建築用のものは断熱材、工業用のものは保温材と呼称されることが多い。また、断熱材の材料を断熱材料、成形製品を断熱材と呼び分けるが現実には混用が多い。ここでは主に建築材としての断熱材について述べる。
- ^ JIS A 0202 断熱用語 - 5.5 材料、製品およびシステム用語
- ^ Insulation Products – Aspen Aerogels Insulation
- ^ 高性能、高機能真空断熱材(Panasonic)
- 1 断熱材とは
- 2 断熱材の概要
- 3 建材としての断熱材
- 4 特記事項
断熱材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 08:34 UTC 版)
不燃性。
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