断熱材用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 03:36 UTC 版)
吹き付け用(湿式施工)と成型品(乾式施工)がある。また成型品には施工を容易にするために、ビニール袋に包んだ製品も多い。 セ氏700度まで形状を維持できるだけの耐熱性能があり、400度までのグラスウールよりも性能が良いが、ビニール袋やバインダーとして使用される接着剤のために火炎によって黒煙を発生する点はグラスウールと同様である。水に対してはグラスウールよりも非常に良好で、撥水性があり吸湿性が低い。グラスウールには無いアルカリに対する耐薬品性がある。価格はグラスウールよりわずかに高価となる。岩綿包被(がんめんほうひ)により耐久性を強化。 吸音材としては、グラスウールより低い周波数までよく吸音し、特に400 Hz以上では大きな吸音性がある。
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