ねつ‐いどう【熱移動】
読み方:ねついどう
⇒伝熱
伝熱
![]() | この記事は英語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2024年5月) 翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
化学工学 |
---|
|
基礎 |
単位工程 |
内容 |
![]() |
伝熱(でんねつ、英: heat transfer[1])とは、熱エネルギーが空間のある場所から別の場所に移動する現象。熱移動(ねついどう)ともいう。「熱」は本来、高温物体から低温物体へと移動するエネルギーを指すが、その移動現象に特に着目した時にこれを伝熱という[2]。
本項目では物理現象としての伝熱について説明する。工学的応用については伝熱工学を参照。
伝熱の形態
伝熱には熱伝導と熱放射の2つの基本形態がある[3]。他方、固体壁と流れている流体と間の熱移動は、流体内での混合とそれに伴う熱拡散といった特有の物理現象を伴うため、伝熱現象の観点からも特徴的な現象である。また、自然界や日常生活,さらに身の回りの機器においても頻繁に遭遇する現象であるため、これを「対流熱伝達」と呼び、伝熱形態として熱伝導・対流熱伝達・熱放射の3形態を併記したり、伝熱の3形態とする場合もある[4],[5]。
熱伝導
物体内に非均一な温度分布が存在するとき、物体の中の温度の高いところから低いところへと熱エネルギーがひとりでに移動する現象である[2]。ミクロには物体を構成する分子、原子、電子などの運動がエネルギーをやりとりすることで生じると考えられている。フーリエの法則として下記の式で表される。
- ^ https://solid-mater.com/entry/mce
- ^ https://news.mynavi.jp/techplus/article/20170929-a103/
- ^ https://www.chem.sci.osaka-u.ac.jp/lab/micro/report/rcst/2013/2013res04.html
- ^ https://www.mapion.co.jp/news/column/cobs2548384-1-all/
- ^ https://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/sites/topics/20210324/
- ^ https://texal.jp/2023/01/09/a-new-method-completely-different-from-conventional-cooling-systems-was-devised/
- ^ https://www.jaea.go.jp/02/press2021/p21062101/