茅とは? わかりやすく解説

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かや【×茅/×萱】

読み方:かや

屋根をふく材料とするイネ科のススキ・チガヤやカヤツリグサ科スゲなどの総称。《 秋》「—の穂の稚(おさな)き月を眉の上楸邨


ち【×茅】

読み方:ち

チガヤ古名

浅茅原—生(ふ)に足踏み心ぐみ我(あ)が思ふ児らが家のあたり見つ」〈万・三五七


ち‐がや【×茅/××萱/白茅】

読み方:ちがや

イネ科多年草原野群生し、高さ約60センチ晩春より先に「つばな」とよぶ円柱状の花穂をつける。根茎漢方茅根(ぼうこん)といい、利尿止血薬とする。しげちがや。《 秋》「すごすごと日の入る山の—かな/紅緑」

茅/茅萱/白茅の画像

ぼう【×茅】

読み方:ぼう

人名用漢字] [音]ボウバウ)(漢) [訓]かや ち ちがや

イネ科の名。チガヤ。「茅茨(ぼうし)」

かやぶきの。粗末な。「茅屋茅舎茅門

難読茅萱(ちがや)・白茅(ちがや)・茅渟鯛(ちぬだい)・茅花(つばな)・茅蜩(ひぐらし)


ちがや (茅)

Imperata cylindrica var. koenigii

Imperata cylindrica var. koenigii

Imperata cylindrica var. koenigii

Imperata cylindrica var. koenigii

Imperata cylindrica var. koenigii

Imperata cylindrica var. koenigii

Imperata cylindrica var. koenigii

Imperata cylindrica var. koenigii

Imperata cylindrica var. koenigii

わが国各地をはじめ、アジアアフリカ広く分布してます。山野ふつうに生え、高さは3050センチになります根茎広がりは広線形まとまってつき、冬には先端赤み帯びます。の節にだけ、白色長毛あります5月から6月ごろ、茎頂尾状花序つけます小穂基部には長い絹毛が密生し銀白色がよく目立ちます。若い花穂茅花(つばな)と呼ばれ甘みがあるのでむかしは子どものおやつにされたそうです漢方では根茎茅根ぼうこん)と呼び利尿消炎止血などに用います。別名で「ふしげちがや(節毛茅)」とも呼ばれます
イネ科チガヤ属の多年草で、学名Imperata cylindrica var. koenigii。英名は Japanese blood grass
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チカラシバ:  ペンニセツム・バーガンディジャイアント  ペンニセツム・パープルマジェスティ  力芝
チガヤ:  
チゴザサ:  稚児笹
チヂミザサ:  縮み笹
チャスマンティウム:  ワイルドオーツ

読み方:カヤkaya

原野路傍などでよく見かける多年草

季節

分類 植物


読み方:チ(chi

チガヤ古名

季節

分類 植物


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/17 14:30 UTC 版)

(かや)は、古くから[いつ?]屋根材や飼肥料などに利用されてきた、イネ科[1][2]あるいはイネ科およびカヤツリグサ科[3]草本の総称である。


  1. ^ a b c d 深津正「カヤ」 『世界大百科事典』〈2009年改定新版〉平凡社、2009年。 
  2. ^ a b 「カヤ」 『万有百科大事典 19 植物』小学館、1972年。 
  3. ^ a b c d e f g 「かや」 『日本国語大辞典』〈第二版〉小学館、2000–2002。 
  4. ^ a b 広辞苑 第五版 「かや」
  5. ^ 『角川新字源』(1988年 122版)「萱」
  6. ^ 広辞苑 第五版 「かるかや」


「茅」の続きの解説一覧

茅(かや)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/30 22:29 UTC 版)

夜明け後の静」の記事における「茅(かや)」の解説

維新前小此木家に仕えていた中間・茂作の娘。算術心得があった父が、会計役として宮仕えの身となり経済的余裕ができたため、静より先に山手女学院に入学していた。

※この「茅(かや)」の解説は、「夜明け後の静」の解説の一部です。
「茅(かや)」を含む「夜明け後の静」の記事については、「夜明け後の静」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/25 11:26 UTC 版)

発音(?)

名詞・造語成分

  1. ススキイネアシなど茅葺き使用する様々な植物総称
  2. チガヤとも呼ばれるイネ科多年草であり、よく見かける雑草一つ古名

熟語


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