茅蜩

デジタル大辞泉

ひ‐ぐらし【日暮（ら）し】

読み方：ひぐらし

１ 朝から晩まで。一日じゅう。ひねもす。副詞的にも用いる。「—読書にふける」

２ （「蜩」「茅蜩」とも書く）半翅(はんし)目セミ科の昆虫。体長4センチくらい。体は褐色で緑や黒の斑紋があり、翅(はね)は透明。7〜9月に出現し、林や森で早朝や夕方にカナカナと鳴く。かなかな。くつわぜみ。《季 秋》「書に倦むや—鳴いて飯遅し／子規」

撮影・おくやまひさし

難読語辞典

茅蜩

読み方：ヒグラシ（ｈｉｇｕｒａｓｈｉ）

夏から秋にかけ、朝夕にカナカナとなく蝉

短編小説作品名辞典

茅蜩

作者竹西寛子

収載図書挨拶
出版社福武書店
刊行年月1992.1

収載図書竹西寛子著作集
出版社新潮社
刊行年月1996.6

収載図書蘭―竹西寛子自選短篇集
出版社集英社
刊行年月2005.5
シリーズ名集英社文庫

季語・季題辞典

茅蜩

読み方：ヒグラシ（ｈｉｇｕｒａｓｈｉ）

中型のセミで、からだはやや長めで幅狭く、翅は透明、腹部は濃褐色に金色の鱗毛を装い、ところどころ緑青色の模様があり、美しい。またその声が美しく秋らしい

季節 秋

分類 動物

近代文学作品名辞典

茅蜩

読み方：ヒグラシ（ｈｉｇｕｒａｓｈｉ）

作者 竹西寛子

初出 昭和61年

ジャンル 小説

ウィキペディア

ヒグラシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/12 14:31 UTC 版)

ヒグラシ（日暮、Tanna japonensis）は、カメムシ目（半翅目）・セミ科に属するセミの一種。日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。