カヤノヒメ【カヤノヒメ】(きのこ類)
登録番号 | 第11582号 | |
登録年月日 | 2003年 11月 18日 | |
農林水産植物の種類 | ぶなしめじ | |
登録品種の名称及びその読み | カヤノヒメ よみ:カヤノヒメ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 角田茂幸、山本秀樹、伊藤將視、塚田智行、横山好範、赤羽弘文、松原喜光 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者が所有する育成系統菌株に「宝の華M-8171」を交配して育成されたものであり、菌さん中央部が暗灰黄褐色で、菌柄の形が太長の施設栽培向きの品種である。菌さんの大きさは小、断面は丸山形、中央部の色は暗灰黄褐色、周縁部の色は灰黄色、肉の厚さ及び肉質は普通である。斑紋の多少は普通、大小はやや小、分布の状態は周縁部以外、明瞭度はやや明瞭である。菌しゅうの色は黄白色、並び方は波状ちぢれ、幅及び密度は普通である。菌柄の長さはかなり長、菌さんへのつき方は中心生、形は太長、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は2.1以上である。種菌接種から菌かきまでの培養期間は91~100日、菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は20~25日、芽出し最適温度は15~18℃、子実体の生長最適温度は12~14℃である。子実体の発生型は株状型、収量は121g以上/瓶、有効茎本数は41本以上である。「宝の華M-8171」と比較して、収量が多いこと、菌さん中央部の色が暗灰黄褐色であること等で、「宝の華K-0259」と比較して、収量が多いこと、菌さん斑紋が小さいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に長野県野菜花き試験場(長野市)において、出願者が所有する育成系統菌株に「宝の華M-8171」を交配し、選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
カヤノヒメ
カヤノヒメ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 09:29 UTC 版)
日本神話に伝わる自然の地霊。神名の「カヤ」は屋根を葺くのに使われる。萱のことであり人間にとって身近な草であったとされる。
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