だいかん‐ていこく【大韓帝国】
大韓帝国
大韓帝国
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大韓帝国
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韓国併合前の大韓帝国(旧韓国)の勲章は、日本の勲章と体系が類似している。1900年(光武4年)4月17日に勅令19号として「勲章条例」が定められ、金尺大勲章・李花大勲章・太極章・紫鷹章の4種の勲章が制定された(旧韓国官報光武4年4月19日号外に掲載)。翌年4月16日に勅令16号で同条例が改正され(旧韓国官報光武5年4月18日1864号に掲載)、八卦章が追加して制定された。1902年(光武6年)には、旧韓国官報光武6年8月25日2287号の「正誤」欄での訂正という形で瑞星大勲章が追加された。これに関しては同年8月12日(15日官報掲載)に詔勅が出されている。さらに、1907年(光武11年)3月30日勅令20号で勲章条例が改正(4月3日官報掲載)され、瑞鳳章が制定された。これに関しては1904年(光武8年)3月30日(4月1日官報掲載)に詔勅が出されている。 1910年(明治43年)8月29日、韓国併合によっていずれも廃止されたが、同日制定された日本の勅令334号により「当分の内」佩用することができると定められた。 金尺大勲章 名称は、太祖高皇帝(李成桂)の故事による。単一等級で、大勲位金尺大綬章からなる。勲章の最上位に位置し、皇室が佩用するほか、皇親及び文武官で瑞星大勲章を佩用する者が特別の勲労があるとき、特旨をもって授与される。【被授与者の例】伊藤博文、李昇応、博恭王、閔泳煥、趙秉世、李堈(義親王)、長谷川好道、有栖川宮威仁親王、桂太郎、東郷平八郎、山縣有朋、西園寺公望、竹田宮恒久王、李載冕、尹沢栄、李載完、閔丙奭、李完用、李載覚、李埈鎔 瑞星大勲章 名称は、国初における故事による。単一等級で、大勲位瑞星大綬章からなる。金尺大勲章と李花大勲章の間に位置し、皇親及び文武官で李花大勲章を佩用する者が特別の勲労があるとき、特旨をもって授与される。 李花大勲章 名称は、当時の国章である李花章(スモモの花の紋章)による。単一等級で、大勲位李花大綬章からなる。勲一等太極章を授与されている文武官で特別の勲労がある者に特旨をもって授与される。 太極章 名称は、国旗に描かれた太極章による。8等級で、勲一等太極章から勲八等太極章がある。文武官が勲等ごとの基準に従って授与される。 八卦章 名称は、国旗に描かれた卦による。8等級で、勲一等八卦章から勲八等八卦章がある。授与基準は太極章と同様とされる。 紫鷹章 名称は、太祖高皇帝の故事による。8等級で、功一等紫鷹章から功八等紫鷹章がある。武功抜群の者が功等ごとの基準に従って授与される。 瑞鳳章 女性に授与される勲章。6等級で、勲一等瑞鳳章から勲六等瑞鳳章がある。内命婦と呼ばれる宮中に仕える女性や、外命婦と呼ばれる官吏の妻・皇帝の女子(公主・翁主)が授与対象である。淑徳・勲労が特別な者に対して皇后の命(「徽旨」)を経た後に勲等ごとの基準に従って授与される。この内、勲一等瑞鳳章は、皇室が佩用するほか、内外命婦で勲二等を授与されている者が特別の勲労があるとき、特旨をもって授与される。 大勲位金尺大綬章の正章と大綬 大勲位瑞星大綬章の正章と大綬 大勲位李花大綬章の正章と大綬 勲一等太極章の正章と大綬 勲一等八卦章の正章と大綬 功一等紫鷹章の正章と大綬 勲一等瑞鳳章の正章と大綬
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