difficulty
「difficulty」とは、難しさ・困難・困難なこと・難点・窮境・財政困難・故障・苦情・異議のことを意味する英語表現である。
「difficulty」とは・「difficulty」の基本的な意味
「difficulty」は、名詞として用いられ、「難しさ」「困難」「困難なこと」「難点」「窮境」「財政困難」「故障」「苦情」「異議」「争議」といった意味をもつ。「difficulty」の発音・読み方
「difficulty」の発音記号は、「dífikʌlti」である。カタカナで表記すると「ディフィカルティ」となる。実際に発音する際は、「ディフィカァルティ」のようになる。「d」は、舌先を前歯の裏の歯茎につけて息を止めた状態から、勢いよく息を破裂させるようにして「ドゥ」という音を出す。「i」は、日本語の「エ」と「イ」を同時に言うイメージで「イ」と発音する。「f」は、上の前歯で下唇を軽く噛むようにし、その隙間から「フ」と息を出す音を出す。ここで再び「i」を発音する。「k」は、舌の後部を上げて上あごの奥につけ、息を止めた状態を作った後、急に舌を離して息を破裂させることで「クッ」という音を出す。「ʌ」は、口を中くらい開け、日本語の「ア」とほぼ同じ発音をする。「l」は、舌先を前歯の裏の歯茎につけた状態で「ウ」と「ル」を同時に出すように発音する。「t」は、舌先を前歯の裏の歯茎につけて息を止めた状態から、勢いよく息を破裂させるようにして「トゥ」という音を出す。最後に「i」を発音する。
「difficulty」の語源・由来
原義は「することができないこと」である。印欧語系で「する」という意味をもつ「dheh-」がラテン語で「する」という意味をもつ「facio」となり、「~できる」という意味をもつ「-ilis」が付属したことで、ラテン語で「簡単な」という意味をもつ「facilis」という語となった。これに否定の意味をもつ「dis-」が付属したことでラテン語で「難しい」という意味をもつ「difficilis」となり、これが「-tas」という語尾によって抽象名詞化されたことで、ラテン語で「難しさ」という意味をもつ「dissicultas」へと変化して古期フランス語に流入し、「難しさ」という意味をもつ「difficulte」となった。これが変化し、最終的に英語で「difficulty」という表現が用いられるようになった。
「difficulty」と「difficult」の違い
「difficulty」と「difficult」は、どちらも「難しい」というニュアンスをもつが、品詞が異なる。「difficulty」は名詞であり、「difficult」は形容詞である。「difficulty」の複数形について
「difficulty」を可算名詞として使用するケース
「difficulty」を「難しさ」「困難」といった意味で用いる場合は、可算名詞となる。複数形は「difficulties」。
「difficulty」を不可算名詞として使用するケース
「difficulty」を「困難なこと」「難点」「窮境」「財政困難」「故障」「苦情」「異議」「争議」といった意味で用いる場合は、不可算名詞となる。
「difficulty」の対義語・反対語
「difficulty」の対義語・反対語として、「advantage」「opportunity」「willingness」「approval」「acceptance」「agreement」「compliance」「consensus」「harmony」「acceptance」「unanimity」などが挙げられる。「difficulty」を含む英熟語・英語表現
「Have difficulty」とは
「have difficulty」には、「抵抗がある」という意味がある。「have difficulty with~」という形で用いられることが多く、この場合は「~しにくい」といった意味をもつ。用例には、「She has difficulty falling asleep at night.(彼女は夜なかなか寝付けない)」「He has difficulty concentrating.(彼は集中力がない)」「I have difficulty in remembering names.(私は人の名前がなかなか思い出せない)」などがある。
「with difficulty」とは
「with difficulty」は、「苦労して」「やっとのことで」「かろうじて」といった意味をもつ。用例には、「I finished my homework with difficulty.(私はやっとのことで宿題を仕上げた)」などがある。
「without any difficulty」とは
「without any difficulty」は、「何の苦もなく」「楽々と」といった意味をもつ。用例には、「She finished my homework without any difficulty.(彼女は何の苦もなく宿題を仕上げた)」などがある。
「difficulty」の使い方・例文
「difficulty」を用いた例文には、「She must face many difficulties.(彼女は多くの難事に直面するに違いない)」「He finally got over a difficulty.(彼は最終的に困難を乗り越えた)」「That seemed difficulty for him.(それは彼にとって難しそうに見えた)」「The boy learned the difficulty of English.(その男の子は英語の難しさを学んだ)」などがある。DIFFICULTY
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 13:47 UTC 版)
「悪魔城ドラキュラ」の記事における「DIFFICULTY」の解説
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